当社は1967年の創業後、1993年に現社名に変更し創立から55周年を迎えます。伊勢湾・三河湾地区、大阪湾、瀬戸内海地区において、港湾周辺および水道航路で、本船の離着岸に伴う曳船作業を中心に、エスコート業務や警戒業務といった事業を展開しています。商船三井グループの一員として安定した事業基盤をもとに、グローバル展開にも積極的に取り組みながら順調に業績を拡大している企業です。
四方を海に囲まれた日本では、古来より海運業が重要な位置を占めており、その役割は航空機が発達した現代でも変わりありません。ICT技術が急速に発達した現代では、衛星による通信やコンピューター支援で正確に運行。産業構造や消費者ニーズの変化に対応しながら、海運業も常に変化し多様化しています。当社では新しい機能や性能を持った曳船を積極的に建造し投入することで、多様なニーズにも的確に対応しながら、お客さまへ最高の満足を引き続き提供。これまでの経験をもとに「安全・確実・迅速」の三原則を効率的に発揮しながら、地球に優しい海運業務の合理化に努力を重ねていくことを目標として取り組んでいます。
商船三井グループの一員として安定した事業基盤があり、さらに業界をリードし続けるグループ企業とのネットワークを生かしながら、積極的に事業の拡大を進めています。2000年代に入ってからも、周南・石狩・大阪など各地に営業所や事業所を設立し事業を展開。さらに、シンガポールにも進出することで、グローバルな目線で海運業界を分析するなど、世界を舞台に活躍の場を広げています。省エネルギー船の格付け制度において、最高評価である4つ星を獲得したLNG燃料タグボート「いしん」の運航など、最新技術を駆使した新造船も順次建造。55年の歴史で培った信頼と実績を背景に、さらに未来へ向けて大きく飛躍を続けている企業です。
当社では、化学消防設備や流出油処理剤などの機能を搭載している曳船を各地に数多く展開しています。お客さまのニーズに対応した多彩な曳船業務に携わりながら、船舶の安全と確実な離着岸を支えてきました。熟練した乗組員によって、長年培ってきた経験やノウハウを駆使しながら、時代の要請に応えられるよう万全の体制を整えています。大型船舶や危険物積載船のエスコート業務から海難救助・海上防災業務、船舶貸渡業・船舶管理業など幅広く活躍しており、日本各地の港で海運をサポート。創業から55年の歴史に加え、これから先の50年も時代に合わせて進化し、海上物流を支え続けていきます。
事業内容 | ○曳船業、海運業、船舶貸渡業、船舶の建造、修繕等に係る計画及び監督の受託、及びそれぞれに付帯する業務 |
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設立 | 1967年11月 |
資本金 | 1億3,420万円 |
従業員数 | 109名(2022年3月現在) |
売上高 | 47億8,275万円(2022年3月時点)
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代表者 | 代表取締役社長 西尾 哲郎 |
事業所 | ■本社
〒650-0024 神戸市中央区海岸通5番地 商船三井ビル ■東京支店 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号 商船三井ビル ■名古屋支店 〒455-0036 名古屋市港区浜2丁目3番5号 築港ビルディング ■坂出支店 〒762-0045 坂出市元町1丁目3-31 川原ビル ■広島支店 〒734-0011 広島市南区宇品海岸2丁目23番36号 広島海上ビル ■周南営業所 〒745-0044 周南市千代田町6番20号 磯村ビル ■大阪事務所 〒530-6106 大阪市北区中之島3丁目3番23号 中之島ダイビル ■石狩事務所 〒061-3242 北海道石狩市新港中央1丁目202番地1 新港ビル ■苫小牧事務所 〒053-0005 北海道苫小牧市元中野町2丁目18番9号 火防ビル ■シンガポール連絡所 6 Temasek Boulevard, #44-01, Suntec Tower Four, Singapore |
沿革 | 1967年11月 大阪商船三井船舶株式会社グループ及び東京汽船株式会社の資本・技術提携により西日本曳船株式会社として創立資本金1500万円 本社を東京に置く
1968年4月 電源開発株式会社高砂発電所バースでの作業開始 1969年12月 坂出駐在員事務所の開設(現坂出支店) 1970年5月 名古屋港管理組合及び四日市港管理組合より業務承認を受け伊勢湾地区での営業開始 1971年7月 本社を神戸市生田区(現中央区)に移転開設 1976年4月 瀬戸内海東部及び西部警戒船協会(現瀬戸内海海上安全協会)に加入 明石海峡での巨大船警戒作業開始 1981年5月 坂出・丸亀・詫間港での船舶代理店業務開始 1982年4月 東京営業所を開設(現東京支店) 1984年4月 広島営業所を開設(現広島支店) 1984年10月 名古屋支店を開設(現名古屋支店) 1985年8月 生田商事株式会社(商事部門)西栄マリン株式会社(船舶管理部門)を設立 1985年12月 中国電力株式会社新小野田発電所バースでの作業開始 1993年1月 社名を改め「日本栄船株式会社」とする 1997年8月 中電環境テクノス株式会社との共有曳船を中国電力株式会社三隅発電所に配備 1999年10月 橘湾火力発電所での作業開始 2001年1月 関連会社の生田商事株式会社及び西栄マリン株式会社を合併「生田アンドマリン株式会社」とする 2006年9月 「グリーン経営認証登録証」取得 2008年4月 名古屋港タグ事業協同組合に加入 2008年7月 周南営業所を開設 2012年10月 石狩事務所を開設 2012年11月 大阪事務所を開設 2013年1月 シンガポール連絡所開設 2013年12月 大阪港タグセンター事業協同組合に加入 2017年11月 創立50周年 2019年9月 LNG燃料タグボート「いしん」神戸港初のLNG燃料供給トライアルに協力 2019年11月LNG燃料タグボート「いしん」名古屋港初のLNGバンカリングを実施 2020年7月LNG燃料タグボート「いしん」内航船省エネ格付け最高評価を獲得 2020年9月シップ・オブ・ザ・イヤー2019「いしん」作業船・特殊船部門賞を受賞 2021年9月国内初、LNG燃料船「いしん」がカーボンニュートラルLNGを使用 2022年3月第16回目(神戸15回目坂出3回目)海洋保全活動を実施 |
ホームページ | https://nihon-eisen.co.jp/ |
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