業種 |
繊維
機械
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本社 |
大阪
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ユニプラステックは、モノフィラメントの専業メーカーです。モノフィラメントとは、ナイロンやポリエステルなどから作られる合成繊維のこと。身近な素材として釣り糸や歯ブラシ、フィルターなど幅広い製品に利用され、どんどん用途が拡大しています。当社では、糸を製造する「紡糸部門」と、モノフィラメントやフィルムなどの製造装置を開発製造する「機械部門」が連携することで、お客様からの多様なニーズに対応しています。
ユニプラステックでは主に、モノフィラメントの製造と製造用機械の開発・製作を行っています。ニッチでありながらも需要のすそ野は非常に広いこの分野において、私たちは独自の道を切り拓き、不況などにも左右されない強い企業体質を構築してきました。また、当社の工場では製品製造、機械製作、国内営業を行っていて、グループ企業の本社にあたるユニプラス株式会社では海外営業や貿易などを手掛けています。この2社体制で事業を展開することで、モノフィラメントの製造装置から各種製品の製造、国内および海外販売まですべて自社で完結することでニーズに素早く対応することを可能にしており、世界から信頼されるものづくりを実現しています。
私たちは、常にお客様のニーズに応えられるよう、自ら考えて製造・商品化することをモットーとしています。そして、入社された方には、将来的には現場を取り仕切る生産管理職として活躍してほしいと考えています。そのためにも、最初は紡糸工場の製造職として勤務することから始め、現場の仕事を知り、自ら考えて作業することを習慣化していただきます。そうして自分自身の成長を日々実感してもらいたいのです。当社は完全実力主義の職場です。経験年数などは関係なく、実力次第で着実にステップアップすることができます。その中で、目標に向かって全力で取り組める方をお待ちしています!
ユニプラステックは、モノフィラメントの市場に特化した会社です。合成繊維の中でもモノフィラメントだけに絞ると、大手メーカーにも匹敵する生産量を誇っています。モノフィラメントという言葉を初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、この原糸は実に幅広い分野で活用されており、意外と身近な商品にも使われています。たとえば釣糸や漁網、人工芝生、歯ブラシ、シューズのアッパー生地など、これらはすべてモノフィラメントで作られているものです。そのほかにもカーテン芯地やエクステリアマット、各種フィルターなど、当社では様々な産業資材糸を製造しており、多様化する用途に合わせて高品質な原糸を生み出しています。
事業内容 | ・各種合成繊維の製造
・産業機械の製造 |
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設立 | 1969年12月 |
資本金 | 8,000万円 |
従業員数 | 正社員73名・契約社員1名・パート46名(3年7月現在) |
売上高 | 38億3,000万円(2021年6月実績) |
代表者 | 代表取締役 生嶋 孝則 |
事業所 | 本社/大阪市北区梅田3丁目3-20 明治安田生命大阪梅田ビル13階
栗東工場/滋賀県栗東市下鈎1158-2 甲南工場/滋賀県甲賀市甲南町柑子393 草津工場/滋賀県草津市穴村町溝又ゲ南91 機械工場/滋賀県甲賀市甲南町柑子393 |
沿革 | ■紡糸部門
1969年12月:前身の産業機械の貿易会社である中部機械商事株式会社の関連会社として、ユニプラス株式会社を資本金500万円にて設立。中部機械商事株式会社設計のナイロン原糸製造装置を利用して漁網糸製造を始める。 1976年1月:中部機械商事株式会社設計のポリエステル原糸製造装置を開発、ユニプラス株式会社にて原糸製造を開始。 1977年4月:新社名に変更。中部機械商事株式会社をユニプラス株式会社に、また関連会社のユニプラス株式会社をユニプラス滋賀株式会社に改名。 1987年1月:資本金を8,000万円に増資。 1989年5月:ユニプラス滋賀株式会社の関連会社として、ユニプラス北陸株式会社が丸福糸工株式会社より紡糸部門が分離して設立され、新工場が落成。 1994年1月:ユニプラス滋賀株式会社の甲南紡糸工場が完成、操業を開始。 2000年7月:甲南紡糸工場にて、ナイロンBCFの製造を開始。 2009年10月:代表取締役社長に生嶋孝則が就任。 2010年6月:ユニプラス機械株式会社を100%子会社化。 2018年7月:ユニプラス滋賀株式会社がユニプラス機械株式会社を吸収合併。 2019年7月:ユニプラステック株式会社へ社名変更。 ■機械部門 1969年7月:ユニプラス株式会社の前身会社内に機械設計部門を設立。モノフィラメント製造装置を中心にフィルム成形機等の設計業務を開始する。 1984年7月:ユニプラス機械株式会社設立。設計から製造までの一貫体制を敷く。現在に至るまでナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、特殊樹脂等を原料とする数々のモノフィラメント製造装置を手がける。 1987年12月:第1期機械工場完成。複数ラインの組立て進行が可能になった。 1989年12月:受注生産型高付加価値モノフィラメント製造装置を製作。以降、数多くのユーザーより受注生産装置への対応を高く評価される。 1991年4月:フィルム、シート用全自動巻取貯留装置『オートストッカー』を開発。 1992年11月:押出機用オートスクリーンチェンジャー『おまかせフィルター』を開発。 1993年2月:受注生産型高付加価値フィルム製造装置を製作。 1996年10月:小型マルチフィラメント製造装置を開発。 1997年7月:新型熱風循環式乾熱槽を開発。従来品より優れた槽内温度分布、風速特性を実現。熱処理する製品の隅々にまで均等に熱量を与える技術は各ユーザーより脚光を浴びる。 2013年6月:第2期機械工場完成。さらに大型の装置の組立て進行が可能になった。 2018年7月:ユニプラス滋賀株式会社がユニプラス機械株式会社を吸収合併。 2019年7月:ユニプラステック株式会社へ社名変更。 |
関連会社 | ユニプラス株式会社 |
ホームページ | https://www.uniplas.co.jp/about/tech.html |