■おつまみ珍味の製造・販売■
1890年に海産物問屋として創業し、1955年に弊社代表商品のするめフライ「うまいか」を製造開始しました。素材へのこだわりという創業からの伝統を貫きながら、時代の変化に対応し、現在は、珍味や削り節の製造・販売、煮干しや塩干物の販売を行い、近畿エリアのみなさまにお届けしています。
1890年(明治23年)に「海産物問屋 湊商店」として創業した当時、私たちは「煮干いりこ」専門の問屋でした。伊予・長崎・佐賀・福岡方面から買付・委託された上質の「煮干いりこ」を船で運び、相生港で陸揚げして京阪神・播州を中心として西日本一帯に販売していたのです。創業者・湊常吉に始まった素材へのこだわりは、代々の経営者・従業員に受け継がれています。大ヒット作「うまいか」はもちろん、珍味「海の幸」シリーズでも数多く集めた原料を一つ一つ慎重に吟味して選び抜き、「素材の味を大切に」という基本理念を尊重したこだわりの味を生み出しています。
発売から6年経ったするめいかのフライを「うまい」+「いか」で「うまいか」と改名したのは3代目社長・湊謙一です。この改名で商品は一気に売り上げを伸ばしましたが、その人気は、鮮度の良い肉厚のイカ×高級洋菓子用小麦粉×風味の良い大豆白絞油という素材へのこだわりが生み出す「おいしさ」があってこそ。このヒットがきっかけとなって、当社は経営の主軸を問屋業から製造業へ移し、続いて工場・社屋の新築移転、直売所の開設により本格的に小売業を開始しました。当社のターニングポイントをつくった「うまいか」は改名から60年以上が経つ今も人気をキープ。本物のおいしさの強さを実証しています。
創業から130年、煮干・いか・削り節・いかなご・明石のりなど様々な海の幸を食卓にお届けして当社は発展してきました。同じスルメイカでも漁場やその年の気象によって味や状態が変化するように、自然の素材は非常に奥が深く、また、お客様が求める質や味も時代によって変わります。こうした変化に対応できるのは、長年にわたって培ってきた知識と知恵、素材を見抜く五感があるからです。私たちはこれからも「良い素材をお値打ちに」をモットーに、地元の海産物や特産物の特性を最大限に生かした商品開発や販路の拡大に努めていきます。食のプロフェッショナルとして。
事業内容 | 「うまいか」製造販売
削り節製造販売 塩干物(姫路中央卸売市場売買参加者)販売 珍味卸売販売 集荷業務(産地仲買) |
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設立 | 1890年(明治23年)創業
1962年(昭和37年)設立 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 20名(2022年4月現在) |
売上高 | 33100万円(2021年9月実績) |
代表者 | 代表取締役 湊信秀 |
事業所 | 本社・工場/兵庫県相生市大島町1番1号 |
沿革 | 1890年(明治23年)
湊常吉が海産物問屋湊商店創業 1921年(大正10年) 湊鎮郎、二代目社長に就任 1941年(昭和16年) 魚類統制令により兵庫県魚類統制組合に加入 その後、兵庫県魚類統制株式会社に統合 削り節の製造販売を開始 1947年(昭和22年) 湊謙一、三代目社長に就任 有限会社相生水産物加工所設立 兵庫県魚類統制株式会社姫路支店の加工及び相生荷を扱う 1951年(昭和26年) 株式会社相生水産として海産物卸販売及び加工製造販売 1955年(昭和30年) 兵庫水産株式会社に合併、相生支店として営業 するめフライ「宝いか」の製造を開始 1961年(昭和36年) 「宝いか」を「うまいか」に改称して販売を開始 1962年(昭和37年) 姫路市中央卸売市場荷受統合により兵庫水産株式会社解散 それに伴って独立し、湊水産株式会社設立 1983年(昭和58年) 湊邦弘。四代目社長に就任 経営の主軸を問屋業から製造業へと転換 2002年(平成14年) 現在地へ工場・社屋を新築移転 直売所も開設し、本格的に小売業を開始 2008年(平成20年) 湊信秀、五代目社長に就任 製造業としての経営方針をより鮮明にし、今日に至る |
主な取扱店 | イオンリテール(株)、マックスバリュ西日本、コープこうべ、(株)カワベ、(株)主婦の店、Aコープ近畿など |
企業HP | https://minato-umaika.com/company.html
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