岩手農業共済組合(呼称 NOSAI岩手)は、農家・組合員の経営のセーフティネットとして、
補償の充実と損害防止活動をはじめ、農家支援事業の強化に努めています。
※農業共済組合とは、法律(農業保険法)に基づき、農家のみなさまが
自然災害等によって受ける損失を補填する事業(農業保険事業)を扱う団体です。
岩手県農業共済組合(呼称 NOSAI岩手)は、2015年4月に県内7つの農業共済組合が合併して設立。以来、組合員のみなさまの補償の充実と損害防止活動をはじめ、農家支援事業の強化に努めています。『農業共済組合』とは、農家の方々が自然災害等で受ける損失を補填する事業を行う団体のこと。組合員の皆様から掛金をいただき、自然災害等で損失が発生した場合には損害を確認し、共済金を加入農家へお支払いしています。収穫量や資産価値の減少を補てんする『農業共済』や、農産物の販売収入の減少を補てんする『収入保険』(受託業務)の事業を行っており、幅広い農畜産物補償をカバー。岩手県内の一次産業を力強く支えています。
例えば水害や冷害、伝染病、害虫の大量発生などが発生した場合、作物を収穫することができず農家の収入は激減してしまいます。そういった万一の事態に備えて農家が掛金を出し合って協同準備財産を作り、災害が発生した時に共済金の支払いをうけて農業経営を守るというのが『農業共済』の制度です。特に農業災害は予期しない時に広範囲に発生する事もあるため、運営は国とも密に連携しています。万一の際に備えて農業経営の再建を手助けし、農家経営の安定に貢献するのが私達の重要な役割。また、各種の損害防止支援活動を活発におこない被害の未然防止に努めるなど、私達は様々な方法で地域農業を支えています。
農家・農業を守るためには農業や共済についての正しい知識が必要になります。そのため私達は教育体制の整備には力を入れており、万全の体制で次代を担う人材育成を行っています。入組後はNOSAI岩手主催の新人研修を実施しており、農業や組合に関する基礎知識から習得。各担当部署ごとに研修会や講習会が行われるため、段階を経て着実にステップアップすることができます。また、農林水産省や全国農業共済協会が主催する各種研修にも参加可能なため、更に知識を得て専門性を高めていく事が可能です。農家の方々を支えたいという共通の思いを持つ先輩がしっかりとフォローしますので、未経験の方でも安心して始めることができます。
事業内容 | ・農作物共済
・家畜共済 ・果樹共済 ・畑作物共済 ・園芸施設共済 ・建物共済 ・農機具共済 ・保管中農産物補償共済 ・農業経営収入保険事業(受託業務) |
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設立 | 1948年(2015年県内組合合併) |
資本金 | 農業保険法に基づく農業共済団体のため公開情報なし |
従業員数 | 333名(正職員292名、嘱託職員5名、再雇用職員6名、臨時職員30名)
※2021年12月時点 |
売上高 | 農業保険法に基づく農業共済団体のため公開情報なし |
代表者 | 組合長理事 菊地 一男 |
事業所 | ◆本所(盛岡市北飯岡)
◆盛岡地域センター(盛岡市上太田) 盛岡・紫波支所(矢巾町) 北岩手支所(盛岡市好摩) ◆中部地域センター(花巻市) ◆胆江地域センター(奥州市水沢) ◆磐井地域センター(一関市) ◆東南部地域センター(遠野市) ◆宮古地域センター(宮古市) ◆北部地域センター(九戸村) |