これが私の仕事 |
チームワークを最も重視しながら、ドリルジャンボの電気設計に携わる トンネル工事の最前線で活躍するドリルジャンボの電気設計が主な仕事です。また最近では、高炉(製鉄所で鉱石を溶かすために使われる巨大な炉)から溶けた鉱石を流しだすための穴を開けるときなどに使用される機械も設計しています。ドリルジャンボは、高速道路や新幹線のトンネル工事に不可欠です。地図に記され、後世に名が残る建造物を作る仕事に携わっているという誇りが、最大のやりがいです。また、ドリルジャンボの設計には、電気のみならず機械や油圧など、様々な分野の設計者が存在しており、お互いをプロと認め、信頼し合う関係を築いています。お客様に認めていただけるいい機械を作るには、チーム全員がベストを尽くさなければなりません。個人プレーはその輪を乱すことになるので、チームワークを一番に考え、仕事に専心しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様のお叱りや喜びの言葉が、仕事のモチベーションに繋がる 国内外を問わず、出張に出かけることがありますが、自分が携わった機械が使われたトンネルを通ることが大きな楽しみです。また、特殊な機械であるため、設計者である我々が商談からアフターサービスまでサポートすることがあり、ユーザーの生の声を聞く機会も多くあります。お客様からお叱りの言葉や喜びの言葉を直接うかがうことは、モチベーションに繋がります。今でも忘れられないのは、初めて1人で機械納入を任された時の現場での出来事。坑内は非常に水が多く、私の判断の甘さから水によるトラブルが発生してしまいました。あらゆる対応を重ねてようやく収拾がついたのですが、自分の考えの甘さを思い知らされる結果となりました。その現場では、幸運にも貫通式に参加させていただいたのですが、あの苦い思いではその後の仕事の糧となっています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
社会に不可欠な製品を手がけることが、大きな誇りになる 私は高校から大学まで、電気一筋で学んできました。教授の「電気のイメージが薄い企業でも電気がないと何もできない」という言葉で、機械のイメージの強かった当社の受験を決意し、縁あって入社することができました。当社は、長い歴史があり、多彩な製品群があることが大きな魅力です。例えば、今やトラック搭載用のクレーンの代名詞となったユニックをはじめ、比較的目立たない製品が多いですが、意外なほど身近な場所で活躍しています。このように社会に不可欠な製品を手がけているということが、私たちの大きな誇りです。私は幸いにも、入社後すぐに責任ある仕事を任されてきました。当社は何もしないより、新しいことに挑戦したほうが評価される社風もあります。失敗を恐れないで果敢に挑める環境であることも、自分に合っていると感じます。 |
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これまでのキャリア |
入社以来、トンネル工事に使用するドリルジャンボなどの機の電気設計に従事(17年目)。この他、溶鉱炉から溶融物を取り出すための穴を開ける開孔機など、様々な用途に使われる機械を手がけました。(取材時) |