これが私の仕事 |
新型破砕機の設計/開発 現在、新型破砕機と部品の設計/開発を担当しています。日常生活ではあまり目に触れることがないと思いますが、皆さんは「破砕機」についてどんなイメージをお持ちですか?
私自身、学生時代は漠然と「物を砕く機械」という程度の認識しかありませんでした。現代社会ではあらゆる便利な製品が流通していますが、それら製品を構成する材質は多岐に渡ります。
資源リサイクル実施の第一歩は、製品として複合化された材質をバラバラに分離(破砕)することです(破砕後に、素材ごとに選別することでリサイクルが可能になります)。廃棄された多種多様な製品それぞれに最適な破砕方法、機種、条件設計が存在します。そのため、破砕機の設計には多くの経験やノウハウが必要であり、若手には大変な時もありますが、反面、新しい発見も多くやりがいがあります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
日本に一つしかないオリジナルの解析プログラムを完成 開発業務では産官学連携(※)による大学との共同研究をする機会が多くあります。私は2010年~2012年にかけて、約1年半の間、東北大学 多元物質科学研究所へ研究留学する機会を頂きました。その際に与えられた研究テーマは、近畿工業の破砕機内部挙動を解析するためのオリジナルのプログラムを開発することでした。
当時、プログラムの開発などは全く経験がなく、派遣された当初はどうしたものかと悩み苦しみました。ですが、色々と試行錯誤を重ねるうちに少しずつコツをつかむことができ、日本に1つしかないオリジナルの解析プログラムが完成した時は本当に嬉しかったです!今では開発したプログラムを活用して新型破砕機の内部挙動を解析し、製品形状の最適化などに役立てています。
※近畿工業、学校および各教育・研究機関と官公庁・自治体の連携 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
若手にも挑戦の機会がもらえる開発志向型企業 私は大学時代に環境工学を専攻していて、環境に携わる仕事がしたいと思い、就職活動をしている折、近畿工業を見つけました。入社を決めた理由は、近畿工業が「開発志向型」の企業であることを知り、自分も何か新しいものを作ってみたい!と思ったことが大きな理由です。実は当時、設計部・開発部の募集要項には対象学部として環境工学科は入っていなかったのですが、最終面接の際、思いがけず「開発の仕事をしませんか?」と声をかけて頂き、嬉しく思ったことを覚えています。 |
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これまでのキャリア |
入社→研究開発職(現職・今年で12年目)
(2010年~2012年 約1年半 東北大学 多元物質科学研究所へ共同研究員として派遣) |