これが私の仕事 |
問題なく培養環境を維持し、安心して培養を行うためには欠かせない仕事 CO2インキュベーターの構造設計と性能評価を担当しています。CO2インキュベーターとは、細胞を培養するための体内に近い環境を作る装置です。大学や病院、製薬会社等で病気や薬、再生医療の研究に使用されています。
国内外の様々なユーザーに使用されている機器なので、構造設計では、使いやすさを考慮して設計を行っています。実際に自分が使用するだけではなく、社内のいろいろな部署の方に機器を使用してもらって、その意見を基に改良もします。また、性能評価では、細胞培養の環境がちゃんと維持できているかどうか等、100以上の項目をテストして確認しています。インキュベーターの中で培養する細胞は貴重な研究試料なので、製品が問題なく培養環境を維持し、ユーザーが安心して培養を行うためには欠かせない仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
ユーザーの声が次の製品開発へのモチベーション 自分が関わった仕事に対して、「ありがとう」や「良かったよ」と言われると、とても嬉しいです。一番嬉しいのは、チームでいろいろと検討し、開発を進めていった新商品がリリースされた後、ユーザーにも好評だというフィードバックをもらえることです。コロナ禍で直接ユーザーのところへ行く機会が減ってしまいましたが、営業の方々がユーザーの反応を教えてくれるので、その声が次の製品開発へのモチベーションとなります。製品開発は、ユーザーニーズに応えるために検討・試作・評価を行い、判明した問題点の改善策をチームみんなで考え、また試作・評価を繰り返し行います。難しい問題の方が多いですが、これからも、より良い製品開発のために、全力で問題に向き合って、ユーザーに喜ばれる商品を設計していきたいと思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
医療の進歩に貢献できる 医療機器メーカーを中心に就職活動をしていましたが、当社バイオメディカ事業部の商品が他の医療機器と少し違うところに興味を持ちました。医療機器というと、治療や診断で使うカテーテルやMRI等を思い浮かべると思いますが、バイオメディカでは治療の前の、医療の研究に使用される一連の機器を製造しています。CO2インキュベーターや超低温フリーザー等、聞いたことの無い機器ばかりでしたが、iPS細胞や再生医療研究にも使用されているという説明を聞き、どれも不可欠な機器であることを知りました。そのような製品に携わることができたら医療の進歩に貢献できるのではないかと考え、PHCを選びました。職場の環境も、分け隔てなく意見を言い合える雰囲気で、年齢に関係なく活躍することができるため、入社を決めて良かったと思っています。 |
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これまでのキャリア |
入社してから今まで、インキュベーターだけに携わってきました。最初は性能評価をメインに行っていましたが、現在はこれまでの経験をもとに、現行製品の改善と新機種の設計を担当しています。 |