業種 |
機械
金属製品
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本社 |
大阪
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トランスミッションやサスペンションなどの自動車部品づくりや、航空関係部品づくりで使用される「金型」を主に製造している私たち。高度な工作機械を熟知した社員が最適な鋼材を選び、0.005ミリの緻密さにこだわって加工して、長く使用できる金型をつくっています。高い技術力をお客様から評価いただいており、安定した受注を継続中! 少人数ならではの細やかな対応でお客様のニーズに応えています。
金属材料に熱を加えず、常温のまま叩いたり、圧を加えたりして加工する「冷間鍛造」は、自動車部品や航空関係部品づくりなどによく用いられます。私たちは、この冷間鍛造で使われる「金型」、いわゆる丸ダイスを主に製造しています。お客様からの1枚の依頼図面を元に、金型を完成まで導くのが私たちのミッション。ときにはお客様と綿密な打ち合わせを重ねながら、要望に沿う精度で仕上げます。入社4年目の社員は、「自分が考えた加工条件で難しい形状の良い加工ができたとき、喜びを感じます。自分たちが作った金型は自動車部品によく使われているので、車が走っているのを見ると社会貢献できていると感じます」と話しています。
当社の1日は、ミーティングから始まります。社員それぞれが進捗報告を行って各工程でのコミュニケーションを円滑に保ち、行き違いが起こりにくいようにしています。万が一問題が生じたときも、担当者がすぐに集まって打ち合わせをスタート。少人数ならではの良さを活かして情報を正確に共有し、お客様のあらゆるニーズに応えています。入社2年目の社員によれば、「少人数なので意見が通りやすく、連携しやすい。社員それぞれが前向きに仕事に取り組んでいると感じます」。円滑なコミュニケーションは社員教育でも活かされていて、新入社員の教育内容は現場の社員全員でシェア。無理な仕事を頼まれることなく、安心して業務に臨めます。
冷間鍛造で用いられるダイスは複数のパーツに分かれていて、「焼きバメ」という工程により組み合わせます。焼きバメとは、常温では軸よりも小さい穴のあいた部品を加熱膨張させて、軸をはめ込む工程のこと。金型の耐久性に大きく影響し、十分な経験と知識・技術が求められる困難な作業です。当社はこの焼きバメ工程を得意としていて、独自の技術により金型の寿命向上を実現。同業者からこの加工だけ依頼されることもあるほどです。また、削りにくい鋼材を精度良く迅速に仕上げる技術は、他社に負けないと自負しています。ダイスを自社で一貫生産できる数少ない製造会社として、ものづくりの根幹ともいえる「金型」の製造に取り組んでいきます。
事業内容 | ◆超硬合金工具設計製作
◆冷間・温間鍛造金型・各種治工具 |
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設立 | 1991年3月 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 8名(2022年2月現在)(役員含まず) |
売上高 | 19573万円(2021年3月実績) |
代表者 | 代表取締役 一木則宏 |
事業所 | 大阪府大阪市平野区長吉長原4-13-28 |
認証 | ISO9001認証取得
お客様に信頼の製品をお届けするためには、社員1人1人の意識改革が必要であると強く感じ、当社では2019年にISO9001を認証取得。良い製品を作るだけではなく、お客様のご要望を満足させる活動を、経営システムとして行うことをめざしています。 |
ホームページ | http://www.kinki-dies.co.jp/ |