株式会社クワケン

建設業で「健康経営優良企業（社員が健康で長く働ける環境づくりに積極的に取り組む会社）」が認定されている会社は少ないですが、当社は2年連続受賞。例えば、新型感染症で具合が悪くなったりしても、公休扱いにし、減給もしません。働きやすくするために就業規則も変えました。背景には社長の想いがあります。当社のような中小企業では社長と社員の距離が近く、必然的にその家族の存在も大きく感じます。「将来、家族が出来た際には積極的に家庭イベントには参加してほしい。休んでも仕事に支障が出ないような社員になってほしい。」というのが根底にあります。おかげさまで定着率は高く、これからも働き方改革は続けていきます。

私たちクワケンは、「エリア全体の安全をつくる」ことを目指しています。どういうことかというと、お客さまとの会話の中で、防犯を意識した生活を啓蒙しています。背景にはSNSの普及があります。「今ハワイにいます」と投稿したら、家にいないことが分かってしまいますよね？　外に情報を発信するようになり、防犯の観点も変化しました。しかし、従来の建築会社で防犯にスポットを当てた提案をしている会社は少ないです。確かに、お金をかければ安全を買うことはできます。しかしクワケンは防犯意識の啓蒙を通じて、お金をかけなくても防犯に強い家や設備を提案し、このエリア全体の治安を、長期的な目線で高めていきたいと考えています。

「この仕事のおもしろさは？」と聞かれたら、「毎回違う家を創造すること」と答えます。営業担当がお客さまとお話をしているときは、まだどんな家にするか、どんな暮らしをしたいか、イメージが固まっていないことが多くあります。施工管理は営業からバトンタッチして、お客さまと直接交流しながら夢をカタチにしていきます。お客さまの理想像は、まさに十人十色。だから同じ家は2つとなく、私たちが建てる家は「世界でただ1つの家」です。お客さまの数だけ現場があるので、いろいろなことに興味をもち、しっかりコミュニケーションを取れることが大切になります。また、1人前の施工管理になるまで5～6年かかるので、持続力も求められます。