日本海事興業株式会社

日本海事興業株式会社は、岡山県倉敷市に本社を置く曳船（タグボート）会社です。瀬戸内海、大阪湾、鹿児島を航海する船舶が安全に運行できるように支える4つの事業を展開しています。1つ目は、港湾の離着岸作業を担うハーバー業務。2つ目は危険物を積んだ船や大型船の進路警戒を行うエスコート業務。3つ目は流出油防除などの防災業務で、4つ目は海難事故での緊急時出動となります。常に安全で効率的な曳舟サービスをお届けするため、新型曳船を積極的に建造。優秀な乗組員の育成と、安全教育の実施を徹底し、無事故・無災害で業務を進めることを第一としています。

近年は全世界的に脱炭素を掲げたエネルギー政策が進んでいます。それによって需要が高まっているのが「LNG（液化天然ガス）」です。こうしたLNGや原油などを積載するタンカーは「危険物積載船」と呼ばれ、タグボートによる荷役警戒が法令によって義務付けられています。当社も荷役警戒業務に従事しており、高まり続けるニーズに対応。高性能な防災設備を搭載した船舶を配備し、優秀な乗組員による的確な業務でお客さまから高く評価されています。今後も大型化、高出力化に対応できるよう、新造船の建造を推進し、曳舟隊の刷新に努めていきます。

営業担当者の仕事は、タグボートの動静管理と配船業務となります。当日と翌日に入出港する船舶について、取引先である船舶代理店や同業他社と連絡を取り、スケジュールを把握。必要となるタグボートの手配を行います。また、請求書作成や入出港届などの書類作成も業務に含まれます。さまざまな人と関わる仕事なので、コミュニケーション力が求められる仕事です。勤務地は、岡山県倉敷市、山口県周南市、鹿児島県鹿児島市のいずれかです。日本のエネルギ－・海上輸送を支える仕事に、やりがいを感じていただける方からのご応募をお待ちしています。