業種 |
ソフトウェア
情報処理/半導体・電子部品・その他/商社(電機・電子・半導体) |
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本社 |
東京
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直近の説明会・面接 |
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1981年の設立以来“活き活きとした知性あふれる技術者集団”を目指して設計・開発の分野を歩んできたNCS。とくに機械・システムのパフォーマンスを決定する制御系の分野で強みを発揮し、これまでに高速マスクデータ処理システム(パタコン)のような自社技術を生み出したほか、各種受託ソフトウェアの開発も多数手がけてきました。今後も“ものづくり”にこだわりながら、得意分野を融合して付加価値の高い製品を提供し続けます。
設立時のメンバーが上からの押さえつけを嫌い、「エンジニアが活き活きと働ける環境を創りたい!」という想いで独立・設立したのが日本コントロールシステム(NCS)。その精神がいまも色濃く残るためか、機械・システムは制御するクセに社員をあまり制御しないのが当社の方針。「勤務時の服装はどんなものでもOK」「コアタイムを設定しない完全フレックス制度」「本人の希望しない転勤ナシ」。一見甘やかしているようにも見える体制ですが、社員が高いモチベーションで日々の業務に臨んでくれるのは確かなので、当分は現状に手を加える予定はありません。たぶん今後もないと思います。
事業内容 | ◆コンピュータシステム・制御システムの開発、ソフトウェアの受託開発
(画像処理システムや通信制御システムの開発) 《具体的には》 1. 自社製品の開発・販売(売上比率77.8%) 「キーボード配列検査装置」(KIS)や「高速マスクデータ処理システム」(パタコン)のように他社が持たない技術を独自に開発し、それを製品として販売します。当社は親会社を持たない独立したシステムハウスなので、開発分野に制限はなく、製造・流通・金融などあらゆる分野の企業をお客様とすることができます。 2. 各種受託ソフトウェアの開発(売上比率20.5%) 各種制御系システムへの高いノウハウを生かして、企業ビジネスの支えとなるシステム・ソフトウェアの開発を一括して請け負います。 3. 各種受託ハードウェアの開発(売上比率1.7%) 難易度の高い高周波回路の開発実績を生かして、顧客のニーズに沿った回路設計、基板開発を請け負います。 |
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設立 | 昭和56年(1981年) |
資本金 | 5935万円 |
代表者 | 代表取締役社長 堀内伸泰 |
従業員数 | 212名(2020年4月現在) |
事業所 | 東京、神奈川、大阪、米国 |
売上高 | (19年12月期)
25億5800万円 海外売上比率45% 自社プロダクトおよびライセンス:78% 受託ソフトハード:22% |
財務指標 | 事業年度 2019年12月期
経常利益 1億9,900万円 流動比率 201% 固定比率 52% 自己資本比率 53% |
主要取引先 | Advanced Mask Technology Center(ドイツ)、
池田理化、伊藤園、伊藤忠テクノソリューションズ、SK hynix(韓国)、 NEC、NHK、NTT、鹿島、KDDI、KDDI総合研究所、Samsung Electronics(韓国)、 セーラー万年筆、ソニー、大日本印刷、TSMC(台湾)、東芝、凸版印刷、 Toppan Chunghwa Electronics(台湾)、ネクストジェン、 富士通、ベックマン・コールター、HOYA |
有資格者 | システムアーキテクト 2名
プロジェクトマネージャ 5名 ネットワークスペシャリスト 6名 データベーススペシャリスト 9名 エンベデッドシステムスペシャリスト 4名 情報セキュリティスペシャリスト 6名 情報処理安全確保支援士 3名 応用情報技術者 88名 ほか |
開発の種類 | ◆自社開発製品
◎高速マスクデータ処理システム(パタコン) 半導体の原盤となるマスク作成時の膨大なデータ処理を、クラスタ技術を駆使した並列処理で高速に実現するシステム。世界の半導体設計現場で圧倒的支持を受けている。 ◎産業用太陽光発電設計支援システム(i-Pals) 航空写真などを読み込み割付区画を設定すると、僅か15分で日影の影響を考慮したソーラーパネルの割付を完了する。 ◎三次元ジェスチャー認識エンジン(GREEEN) 人間の手の動きや体の姿勢をリアルタイムで認識し、アプリケーションに「ジェスチャー」として通知する。 手を振る、前に出すといったジェスチャーに反応することで、全く新しいユーザーインターフェースを提供することを可能にしている。 ◎検査研究総合支援システム(SimpDoc) SimpDocは、受付から資料のトレーサビリティ管理、書類作成、統計処理などの研究施設における様々な業務を総合的に支援するシステム。DNA鑑定の現場で活躍中。 ◆各種受託ソフトウェア開発 ◎生産管理システム ◎計測・制御用プログラム ◎パーソナルCADシステム |
積極的な海外展開 | 年間売上の40%以上は海外市場。新規開発製品は「海外市場で売れるもの」というのが絶対条件です。海外の展示会へも積極的に出展して海外市場の動向を注視しています。 |
沿革 | 1981年 2月 資本金2000万円で渋谷区神宮前に設立
1981年 3月 資本金3000万円に増資 1983年 6月 キーボード配列検査装置開発 1986年 2月 大阪市中央区に大阪センター開設 1987年11月 NICOGRAPH'87に高速画像生成システム『MAGIC』を出展 1988年 7月 渋谷区恵比寿に本社移転 1990年 1月 インターネプコン'90に『高速マスクデータ処理システム』出展 1990年11月 SECS通信エミュレータ『SEEM1』開発 1992年 2月 資本金5935万円に増資 1994年 4月 『パットライン予想システム』米国マスターズで最初のTV中継 1995年 4月 『マスク・ブラウザ』販売開始 1995年 9月 『高速マスクデータ処理システム』米国特許取得 1996年 6月 『高速マスクデータ処理システム』国内特許取得 1998年 1月 『パッティングライン予測表示方法』特許取得(鹿島、TBSと共同) 1998年12月 SECS通信エミュレータ『SEEM2』販売開始 1999年 2月 高速マスクデータ処理システム『PATACON-5500』販売開始 2003年 1月 高速マスクデータ処理システム『PATACON PC-Cluster』販売開始 2003年 3月 横浜市港北区に新横浜事業所竣工 2003年 6月 キーボード配列検査装置『KIS-7000』販売開始 2004年 7月 『板ガラスの破砕試験方法等』米国特許取得(旭硝子と共同) 2004年 9月 キーボード配列検査装置『KIS-8000』販売開始 2007年 1月 米国カリフォルニア州サニーベールに米国支店開設 2010年 5月 ISO/IEC 27001 (ISMS) 認証取得 2014年 5月 カリフォルニア州サンノゼに米国支店移転 2018年 4月 カリフォルニア州キャンベルに米国支店移転 |
NCSが世界に誇る「パタコン」の技術 | 電化製品やコンピュータの頭脳にあたるICチップ。そのサイズは年々小さくなる一方で、機能はどんどん詰め込まれています。中にはナノメートル単位で回路図が描かれるものもあり、超高度な電子回路図はデータにして数百ギガバイトという膨大な量にもなるのです。その巨大な設計図面をプリントデータとしてわずか数分で機械に読み込ませることで、製造工程を大幅に向上させたのがNCSが世界に誇る「高速マスクデータ処理システム」、通称「パタコン」なのです。当社ではこの大ヒット商品のほかにも、動画配信システムや緊急通信システムの設計・開発で他社に先んじた技術展開を行っています。 |
ボーナス査定は成果主義? いえ、単なる成果主義ではありません | 当社では自分の所属部署の利益とその中での貢献度によりボーナス額が決まるため、プロジェクトを上手く成功させた分だけ社員に還元される仕組みです。このほかにも、昇給査定で評価しづらい功労に光を当てるため自分が「いいね!」と思った社員に投票し、1票得るごとにボーナスが2000円加算される、これまた独特なシステムを採用しています。ちなみに過去には10万円をかき集めた強者もいるので、案外バカにできません。 |
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