これが私の仕事 |
農業機械の先行研究、製品設計から量産保守までの設計開発業務 主に草を刈る刈払機やチェーンソーなど、携帯できる小型の農業機械の設計開発を担当しています。業務内容は先行研究、製品設計、サプライヤーとの部品の作り込み、製品の評価試験に加え、量産ラインの立上げフォローまで多岐にわたります。例えば、先行研究では次世代技術を取り入れたエンジンの開発や、今後厳しくなる環境規制に対応するため、排気ガスによる環境負荷を低減する方法を研究します。また、量産ラインでの立会いでは、構想段階、試作段階で生産性を確認した内容が実現出来ているかなど最終確認を行います。これらの工程の中で一つでも不足があると、製品を生産することができないため、緊張と責任が常に伴います。しかし、自分の関わったものが無事に生産されていく時には達成感を感じることができ、とてもやりがいを感じる仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
初めて部品の設計開発に取り組んだ時 設計課に配属当初は先輩方の製品評価の補助が主な業務となり、数か月後には刈払機のカバーの改良品を設計する仕事を任せて頂くことができました。カバーの剛性を高めるという内容です。剛性を高めるためには補強を行うことが必要です。しかし、補強を行うとエンジンへの冷却風が遮られるため、二つを両立させる開発が求められました。先輩方にフォローをして頂きながら設計を行い、温度と剛性に関する評価試験で目標値を達成することができました。設計開発に関わるモノ作りを始めて経験する事が出来ました。この経験から限られた時間の中で部品を作り上げる納期意識や、技術者としての技量が足りていないことを実感しました。ただ、初めて自分が設計した部品ということもあり、目標を達成することができた時は非常に嬉しい瞬間でした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
製品の設計から量産までを行えるから 丸山の一機種一担当者制という制度に魅力を感じこの会社を選びました。一つの製品に一人の担当者が付き、設計から量産までを行える企業は多くはありません。部品設計や評価試験のみといった小さな枠組みで行うのではなく、製品として市場に送り出すまで携われます。私はそこに惹かれ、やりがいを感じることができると思いました。また、担当者も市場調査を行い、調査した結果、頂いた意見を次の製品開発に活かす取り組みを行っていることを入社後に知りました。一貫して携わる強みとして、担当者の意見を直接製品に反映し、作業をされるユーザーの視点に立った提案ができることにも魅力を感じました。現在は、一つの製品を作り上げる大変さと、製品が完成し生産されていく時の喜びを経験することができ、この会社に就職して良かったと感じています。 |
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これまでのキャリア |
2018年入社→品質ものづくり統括部 生産技術課(半年)→技術部 設計課(現職:1年半) |