業種 |
鉄鋼
金属製品/機械/輸送機器/商社(金属) |
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本社 |
奈良
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直近の説明会・面接 |
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創業約1300年。古くは奈良時代より鋳物を作り続けてきました。
かつては寺院の梵鐘や仏像を多く製造し、
明治以降は鍋や釜、農具などの生活用品、
戦後は船舶エンジン部品などの工業製品を主力に
時代のニーズに即した分野へ移行しながらも
高品質な製品を作り続けています。
「鉄」に触れる機会が減った現代。
技術力を活かし、日常で使える鉄製品をつくり発信し、
伝統を次代へと繋ぐ新たな挑戦も行っています。
当社の起源は、東大寺の大仏造立の指揮をとった鋳物師の流れを汲むとも言われており、奈良時代から約1300年、脈々と歴史を紡ぎながら鋳造の文化を継承してきました。歴史を重んじ守ると同時に、「奈良の伝統ある鋳物産業や、かつて身近な生活に用いられていた「鉄」のアイテムを、再び手に取ってもらいたい」。そういった思いで、生活に彩りを添える鉄製品の数々を生み出しています。その一つが鋳物ならではの鉄の重みと風合いを感じられる、皿や鍋敷き、箸置きなど。開発や発信にはクラウドファンディングを活用し、120人以上の方にご支援頂きました。「五位堂ブランド」として流通していた製品を現代に即した形で再興し、盛り上げていきます。
鋳物は、基本的にお客様のご要望にあわせたオーダーメイド。長年の技術と最新のシステムを用いて鋳造方法を決定したのち、機械を使って、3D図面を基に精度の高い模型を作成していきます。その後、当社独自の技術力とノウハウで、理想通りの鋳物型を生成。そこに溶けた鉄を流し固め、仕上げ磨きを行い、やっと製品ができあがるのです。はるか昔から受け継いできた伝統と技術力、最新設備が融合して、高品質な妥協のない製品が完成します。繊細かつ質の高いものづくりは海外でも評価され、ドイツで開催された世界最大級の鋳造展示会にも出展しました。
近年はプラスチック製の生活用品が主流となり、廃棄の際に出る温室効果ガスが、地球温暖化の原因のひとつになるともいわれています。それに比べて鉄はリサイクルすることが可能なため、製造過程でのリサイクル率はなんと70%にも達します。使わなくなった製品は廃棄するのではなく、回収し、また新しい製品へと「再生」していく。そんな地球環境に配慮した製品流通システムの構築にも取り組んでいます。また常に安定して高品質な鋳物製品を国内・海外のお客様に提供できるよう、新しい技術を取り入れた高度な製造方法や品質体制構築による品質の見える化に取り組み、進化し続けています。
事業内容 | ・銑鉄鋳物またはその他金属の鋳造品の製造、販売
・鋳造品の加工、輸入、販売 ・製缶板金品の製造、販売 ■鋳物とは…高温で溶かした金属(鉄)を型に流し込み、 冷やしたあとに型から取り出してつくる製品です。 液体の金属が流れ込みますので、自由な形状の製品をつくり出すことが可能です。 高いリサイクル性や電気溶解による地球環境への配慮、 他の金属にはない鋳物特有の高い減衰性など、 現代の複雑な製品群になくてはならない存在となっています。 |
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設立 | 昭和37年(1962年)4月26日 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 31名 |
売上高 | 約11億円(2022年度実績) |
代表者 | 津田 家仁 |
事業所 | ・本社 奈良県香芝市五位堂4丁目355番地の1
・葛城工場 奈良県御所市大字城山台166番24 |
経営理念 | ~受け継ぐべき伝統~
私たちは千年を超えて長きに渡る鋳物造りの持続的な発展を図り、 鋳物の未来に通じた技術の伝承に努めます。 ~鉄を通じた社会貢献~ 私たちは社員一人ひとりが誇り・やりがいを持って 仕事に取り組める環境作りを目指し、 産業の母である鉄を通じてより豊かな社会の実現に貢献します。 ~お客様の理想の具現化~ 私たちは培ってきたノウハウを基に、お客様に満足していただける、 品質・コスト・納期の高いレベルでの実現を目指します。 |
会社HP | https://www.goidou.jp/ |
公式Twitter | https://twitter.com/GoidouIndustry |
公式Instagram | https://www.instagram.com/goidou_industry/ |
公式Facebook | https://www.facebook.com/GoidouIndustry |
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