社会福祉法人 聖ヨハネ会

「病める人、苦しむ人、弱い立場にある人への奉仕」というカトリックの精神を大切にしている私たちの事業・サービス。当時、結核患者や貧しい人々のために創立された桜町病院での救済事業は、医療部門、高齢者福祉部門、公益部門、そして今回新卒採用を行う障害者福祉部門と領域や規模も拡大。これは、約80年にも及ぶ歴史を大切にしながらも、時代の変化や人びとの要望にも柔軟な姿勢で向き合い、新しいことに挑戦し続けてきた結果だと考えています。そして現在、障害者福祉部門では東京と山梨に複数の施設を運営。障害のある方々が充実した生活・自立した生活を少しでも送れるように、一人ひとりの人生に寄り添った支援を行っています。

私たちの仕事は人対人のコミュニケーションがベース。そのため「これっ！」といったやり方はもちろん、マニュアルや正解もありません。基本的に口を出すことはなく、利用者さんの想いを尊重しています。そして、これはスタッフ同士にも言えること。最優先は利用者さんへの支援ですが、そのためにはスタッフが生き生きと働くことのできるモチベーションの維持が欠かせません。オンとオフをきっちりと切り替えることのできる勤務環境が整っているので、決められた時間内で自分らしく働いてください。誰に対しても分け隔てなく接してくれる先輩や上司ばかりの職場だからこそ、自然とあなたにもホスピタリティーが生まれてくると思います。

直近で取り組んでいたのが“想いの数値化”です。利用者さんへの想いや仕事に対する情熱を、その過程や目標に対する達成度合いで数値化。各個人の感覚値だったものから共通の基準で話ができるようになったことで、支援レベルが向上しました。また、評価制度も新たに策定。特徴は、上司と部下の双方向から評価し合うことです。自分の頑張りがしっかりと評価に反映されるので、キャリアアップも目指しやすいと思います。そして、今後は外部に委託していた人事業務の内製化も決定。教育体制も専任担当を配置することで、体系的に知識や技術を習得することが可能になります。スタッフ一人ひとりの想いや頑張りを具体的な形にしていく取り組みです。