これが私の仕事 |
地域包括支援センターで社会福祉士として相談業務 地域包括支援センターは高齢者が住み慣れた町で住み続けるために、介護保険サービスを利用したり、生活の困りごとを気軽に相談できる総合相談窓口として市の委託を受けています。
私は国家資格である社会福祉士として、相談業務の他にも介護保険の申請のお手伝いをしたり、自分が担当している30数名のご利用者のケアプランを作成したり、訪問して相談を受けたりしています。その他にも地域に出向いて包括支援センターの役割や介護保険の周知をする活動をしています。
介護が必要な方だけではなく、ご家族や介護施設、地域の方や行政の方とも話をする機会が多く人との繋がりや温かさを日々感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「あなたに相談して良かった」と安心された姿を見た時。 包括支援センターに異動になり間もない頃、ある一人暮らしの男性を担当する事になりました。足腰が弱り、今まで一人で出来ていた家事や生活が難しくなっており、周囲の勧めもあって相談から介護申請、介護サービスの調整を行いました。
まだまだ不慣れで自分自身にも自信が持てない時期でしたが、事前に資料を読んだり、上司や先輩に聞いたりと色々調べてご本人からの不安や質問には答えられるようにしていました。ある時、その方から「あなたは僕の分からない事は答えてくれる。今、こうして生活ができるのはあなたに出会えたお陰です。相談して良かった、ありがとう」と言っていただいた時、逆にその方に成長させていただけたと感じました。
相談業務は一人で抱えがちになりますが、多くの人の意見を聞く事や、支え合う事も重要だと感じました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学で学んだ社会福祉を活かせる、幅広い運営をしているから。 生まれも育ちも伊東で、大学の4年間だけ地元を離れていました。大学では社会福祉を専攻し、いずれは地元に戻って福祉分野での仕事をしたいと考えていましたが、当時の福祉業界は新規採用枠が非常に少ない時代…。そんな中、偶然見つけた地元新聞の求人欄に新卒採用の募集を見つけました。福祉に興味を持ったきっかけとなる、小学生の時に課外学習で交流した障害者施設を運営している事や、祖母や親戚がデイサービス等を利用している高齢者施設も運営している事もあり、幅広く福祉の運営をしている事に自分の学んだ事が活かせることや、ステップアップ出来る事に興味と関心が持てたので、就職しようと決めました。大学在学中に社会福祉士に合格する事はできませんでしたが、資格取得のバックアップもあり働きながら資格取得が出来たのも助かりました。 |
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これまでのキャリア |
障害者支援施設(生活支援員:14年)→地域包括支援センター(社会福祉士:2年) |