こんにちは!株式会社吉田石油店の金子です!
さて、当社では昨日より「LDP研修」を実施しています。
LDP研修、わかりやすく言うと「リーダーシップ(開発)向上研修」です。
当社では課長職以上の方々が今年度は5名ずつ、2回に分けて、計10名が受講予定です。
事前にサーベイと呼ばれるアンケートを、上司、部下や同僚、本人が同じものを受けます。
「職場での仕事ぶりについて6つの観点からなる評価」を付け、
3者(上司、部下、本人)の考える評価に相違がある部分はどのような点か、
相違があるところは「やってるつもり」になっていないか、など原因を深く追求する研修です。
「6つの観点」
・統合性(対上司)⇒上司の意図を部下へかみ砕いて伝える、部下の意見を上司に伝える。
・上動性(対上司)⇒自分の考えを上司にぶつけ、刺激を与える。
・要望性(対部下)⇒部下へ仕事の指示を行い、より高い成果を求める。
・共感性(対部下)⇒部下の気持ちや立場を配慮し、部下を援助する働き。
・通意性(対部下)⇒部下へ経営方針や自分の考えを伝え仕事の意味を理解させる。
・信頼性(対部下)⇒能力や仕事ぶりなどに対する部下からの信頼度。
講師からは、リーダーシップとは、「周囲の人たちへの影響力」であるということが伝えられました。
生得的な素質ではなく、周囲へ働きかけ、影響力を与えるような行動を取ることは、
考え方で変えることができる。というところから始まり、
一人ずつサーベイの結果を検証して、発表と改善についてのアドバイスまでを行いました。
そして、課長・次長が次を目指すためには、
自分のしている仕事が「自分がいなくてもできる状態」を作ること。
部下が育てば、自分のポジションが上がる、
裏を返せば、部下が育たなければ自分は上に上がれない。
講師からの直球の指摘やアドバイスにはとても刺激をうけました。
受講者は、それぞれが各職場の中核を担うポジションの方々であり、
私はオブザーバーとしての参加ではありましたが、
それぞれの仕事に対する考え方なども非常に勉強させていただきました。
今回あぶりだしたそれぞれの課題をぜひ、早期に改善し、
さらに成果を上げられる職場へ改善できるよう影響力を高めていただければと思います。