●理想の校舎を作るために「若い世代に、自己肯定感の低い子が増えていると感じています。そういう人たちが自ら高い目標を設定し達成して、その先の人生に自信を持って臨めるような経験を積める場所にしたいと思っています」と語るのは、入社4年目の校舎長・雨宮さん。「昨年1年間取り組んできて、今春第一志望の難関校に合格した生徒が『自分でも頑張ればこんなにやれるんだな、と実感できました』と言ってくれました。嬉しかったですね」現在重視しているのは、1、2年生の段階から前向きに勉強してくれる環境を作ること。自ら生徒と面談し、担任・担任助手とタッグを組んで生徒が毎日来たくなる校舎づくりを進めている。「まだちょっと苦労しています。でも私たちは生徒の伴走者。根気よく取り組んでいます」もう一つ、雨宮さんが仕事のテーマとしているのは、学生アルバイトである担任助手たちにも成長の場を提供することだという。「私が指示するのでなく、自ら考え行動して生徒が変わっていく様子を実感してもらう。社会へ出て活躍できる力を、ここで養って欲しいと思っています」自らが理想とする校舎づくりが着々と進んでいる実感が、今は嬉しい。