株式会社イシイフーズ

私たちイシイフーズが創業以来大切にしてきたのは「豊かな食生活に奉仕する心」。従業員一人ひとりがこの心を持ち、鶏肉の研究開発から生産、加工、販売までを手掛けてきました。食の安全や品質に対して多くの方が高い関心を持つ現代と違い、そうした意識が今ほどには広く行きわたっていなかった30年以上前から、当社ではすでに飼育期間すべてにおいて抗生物質や抗菌剤を使用しない特別飼育鶏「神山鶏」と「阿波すだち鶏」を育てています。時代が変わり、現在は食に対する安心・安全が強く期待されています。長年の経験とノウハウを駆使してこだわり抜いた食品をお届けすることで、多くの方が本物の笑顔で満たされる。それが当社の願いです。

当社の強みは何と言ってもその商品そのものの品質。当社のブランド鶏「神山鶏」と「阿波すだち鶏」は飼育の全期間において抗生物質や抗菌剤を使用しない特別飼育鶏。石井養鶏グループの総合力を発揮し、種鶏の飼育からひな鶏の生産、オリジナル配合の飼料の製造、飼育、管理、処理、加工にいたるまでグループでの一貫体制による生産を実施しています。誰が、どこで、どのように生産したのかをすべて把握しているため、皆さまが求める「食の安全」に自信を持ってお応えできると考えています。また、抗生物質や抗菌剤が含まれない当社のブランド鶏のフンを安全で良質な堆肥へと加工。地域事業者との協力で耕畜連携型農業にも取り組んでいます。

私たち石井養鶏グループは「豊かな養鶏の郷」という理想を掲げ、集団養鶏場としてスタート。共同で集団養鶏場を運営していた1960年頃は夫婦共働きの組合員が多数でした。そのため、朝・昼・晩の食事づくりも共同で作業。ちょっとした大家族状態だったんです。毎月1回大家族会という親睦会の開催や、茶道や華道、書道等の部活動も盛ん。さらに1980年には当時としてはまだ珍しく、画期的な福利厚生施設だった企業内保育所も開設しました。今では炊事などを皆で一緒に行うことはありませんが、仲間同士がひとつの家族のように、仕事も悩みの解決も皆で協力して行うという文化は現在の石井養鶏グループにもしっかりと受け継がれています。