これが私の仕事 |
今は複数施設の館長であり管理者 介護職を目指すことになったきっかけは祖母が痴呆になったことが始まりです。今でいう認知症です。大好きな祖母が日に日に変わっていく。そして、それが発端となり母も変わっていく。感情のコントロールが効かなくなるのです。それまで温和だった家族の関係性をどこかギスギスしたものに変えてしまう様を見るにつけ、介護の必要性と、介護職に関する強烈な興味と動機が私の中に生まれました。ちょうど私が中学3年生くらいの時の話です。その後、友人の誘いで福祉のボランティアに参加したりしましたが、母の強い反対にあい、高校は普通科に。でもそこからやっぱり介護のへの興味が捨てきれず、介護職の門を叩きました。そこから介護業界一本。介護職も経験し、介護職を指導する仕事も経験しました。私にとっては天職だと思っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「あなたが担当でよかった。安心した」 ある日の夜勤の話。利用者様から、「今日はあなたが担当ね!よかった!安心して眠れるわ」と言われました。存在だけで安心して頂ける。感謝される。これがこの仕事の根っこにある喜びです。何ができる、何が儲かる、何が便利、とかじゃないんです。背中がかゆい、のであれば、背中がかゆくなるということをあたりまえに織り込んで接します。また、表情から読み取ることもあります。どういう状況でどういう言葉だったのか、本当に伝えたかったことは何か?伝えていないけど、伝えたかったことは何だろうか。つまり、自分の仕事は考えられる限りのベターだったのか…常に自問自答します。そう。介護は高貴な仕事なのです。でも日本では残念ながらまだまだそうは思われていません。それを体現するのがゴールドエイジの役目であり私の使命だと考えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「高齢者が大切にされ、尊敬される日本社会をつくる。」 これはゴールドエイジのビジョンです。老健で8年。介護の教職員として2年。介護業界でずっと頑張ってきた私はこの一言でゴールドエイジに転職を決意しました。この言葉が本当に私に突き刺さったのです。まさに私が考えてきたこと、思ってきたこと、そのものだったからです。そこにはいろいろな想いがあります。肌に触れて、気持ちを通わせる。機能が失われていく、できなくなる、そっと支える。動作が鈍くなる、食が細くなる。死を見つめる。臨終期、看取りをして介護人として改めて自問自答する。「この方にあった介護を私は出来たのか…?」全てが何につながるのか?と言えば私たちは、高齢者が大切にされ、尊敬される日本社会をつくることに他ならないと考えます。まさにそのビジョンに向かって突き進むスタンスが私を魅了しました。 |
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これまでのキャリア |
老健で8年→その後、専門学校に介護の教員として転職→ゴールドエイジ入社、現在業界14年目。 |