これが私の仕事 |
山岳トンネルの設計。計画から設計、施工への提案。 「トンネル」といっても、都市部と山間部、道路と鉄道といった違いで構造や工法が異なります。私はその中でも特にNATM工法を用いた「山間部の道路トンネル設計」を担当しています(国土交通省やNEXCO、地方自治体管轄)。
業務では現地状況と過年度設計における懸念事項を踏まえて、最小の断面はどれくらいか?最適なトンネルの出入口の位置や形はどれか?山の内部はどのような構造が必要か?どうやって施工するのか?などについて検討し、発注者と協議を進めながら、施工に必要となる設計図面、報告書等を取り纏めます。
経験や知識が技術力に直結するので、基準類の把握やベテラン技術者を質問攻めにしながら、自らの技術力を高めるとともに、自分達が考えた計画を基に施工が進むという責任感を持って日々の業務に取り組んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
建設コンサルタント=インフラ整備に必要不可欠な役割。 入社2年目の頃、業務箇所にて台風災害が発生し、災害復旧として計画路線の見直しに携わりました。ニュースで報道されている被災箇所を実際に現地調査し、計画路線の問題点の洗い出しや有識者による技術検討会資料の取り纏めを行うことで、今後の災害に対応可能な計画の検討に尽力しました。スピード感と技術力が必要な事業において建設コンサルタントに求められる役割を実感し、業務後には災害対応に貢献した会社の一つとして国土交通省から感謝状をいただくなど、インフラ整備に携わる者としての意義を肌で感じることができました。
建設コンサルタントのランキングでは、会社としては中規模ですが、トンネル分野では上位10社以内にランクインしており、自分達が頑張った成果が業界誌などの他の視点で評価されることもモチベーションになります。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
「大阪」を拠点に、全国各地のインフラを設計する会社。 学生時代は都市計画の研究室に所属し、就職活動もよくありがちですが、「まちづくり」ができる会社で働きたい思いで、他業種も含め幅広く活動していました。中でも大阪出身で将来的にも過ごすつもりでしたので、大阪で仕事をしていきたい!という思いから当社への入社を決めました。
配属は希望していた計画系ではなく、「トンネル」という学生時代馴染みのない部署でしたが、全国各地のトンネルを設計する中で、大阪に拠点を置きながらも、今まで訪れたことのない地域での仕事に楽しみを見出しています。
また、入社後に実感した社風については、役職付きの上司に対しても「○〇さん」と呼べる空気感や、他部門であっても顔と名前が一致し、困った時に助けてもらいにいける距離感などが実際に働く上で非常に有難いと感じています。 |
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これまでのキャリア |
2018入社 道路系部門トンネルグループ(3年間)
構造系部門トンネルグループ(現職:今年で1年目) |