■出光グループにおける西日本の供給基地である当社は、環境にやさしい良質な石油製品の精製・販売を行っています。
■山口県山陽小野田市という地域にありながら、全国の需要に対応するスケールの大きな事業を手がけられる点が大きな魅力です。
■現在では石油化学の重要な原料であるミックスキシレンなどの生産や、広大な敷地を活用した石油備蓄・メガソーラー施設の運営など、
幅広い事業を展開しています。
「見渡す限り」という表現が的確かもしれません。本社正門から瀬戸内海側を望むと、水平線まで視界に入るのは巨大な石油備蓄タンクと製造設備群。総面積は東京ドーム40個分に相当する193万平方メートル。海上11kmまで伸ばしたパイプラインから、石油タンカー(全長333m)で原油を引き込み、1日最大12万バレルの石油製品を精製する。これが私たちの「山口製油所」です。出光グループの中で、西日本地域の供給基地を担う当社は、山口県山陽小野田市という本州の西端にありながら、その事業規模は「想像以上」のスケールにあります。
当社で生産する石油製品は、自動車向けのガソリンはもちろんのこと灯油など家庭用燃料、ポリエステルなど繊維・化学製品の原料、また発電所用燃料など非常に多岐に渡ります。私たちの事業とは、「エネルギーの安定的な供給」という最大のテーマとともに、暮らしに、産業の発展に広く関わりを持つものなのです。また国の直轄事業として実施される石油の国家備蓄事業に関して、豊富な備蓄設備を持つ当社も民間借上タンクとしての施設を提供。2013年からは広大な敷地を活用してメガソーラー発電事業にも参入するなど、西部石油の事業の延長線上には常に「社会への貢献」と「エネルギーの未来」という大きなテーマが存在しています。
また当社が事業活動とともに大きな力を入れて取り組んでいるのが、山口県とともに歩み続けてきた企業としての「地域貢献活動」です。少年サッカー大会の主催や獅子舞一座による地元のお祭りへの参加などに代表される「西部ふれあい活動」の取り組み。また地元の方々を招待して開催される「西部ふれあい祭り」の盛り上がりは、会社とは単なる事業活動を行うためだけの集団ではない、ということをしっかりと認識させてくれます。地域にしっかりと足場を築きながらも、スケールも手応えも大きな仕事へと向き合っていく。これが西部石油で実現できる、充実した人生を送るための働き方です。
事業内容 | 石油製品・石油化学製品の製造、貯蔵、販売、輸送および輸出入
■クウェートやサウジアラビアなど中東地域から原油を輸入し、タンクに備蓄。原油常圧蒸留装置をはじめ様々な設備を用いて、ガソリンや各種石油製品を精製。出来上がった製品を陸上・海上のルートを使って、中国・四国・九州・北陸地方の出光興産やコンビナート各社に出荷。当社はこの一連の流れを全て手がける「製油所」です。原油タンク26基、製品タンク104基を要し、出光グループの、西日本における重要な供給拠点を担っています。 ■エネルギー産業の一翼を担う会社として、企業の責任や企業倫理を定めた企業行動原則やHSSE(健康、安全、危機対応および環境保全)基本方針を制定。また環境マネジメントの国際規格ISO14001も取得。広く社会基盤を支える会社として、西部石油はコンプライアンスを重視し、自らの企業価値と社会的評価を高める会社づくりを目指しています。 【主要生産品目】 LPG・オクテン・プロピレン・ガソリン・ナフサ・ジェット燃料油・キシレン・ベンゼン・灯油・軽油・A重油・C重油・バンカー重油・アスファルト・硫黄 【主要販売先】 出光興産株式会社 中国電力株式会社 宇部興産株式会社 KHネオケム株式会社ほか多数 【主要生産設備】 原油常圧蒸留装置・流動接触分解装置・軽質ナフサ異性化装置・オクテン製造装置・ガス回収装置・灯油水素化脱硫装置・ガソリン水素化精製装置・軽油深度脱硫装置・灯油/軽油水素化脱硫装置・真空蒸留装置・重油直接脱硫装置・水素製造装置・硫黄回収装置・芳香族製造装置・混合キシレン製造装置ほか ※原油からは加熱・蒸留などのプロセスを経ることで、特性の異なる様々な石油製品を精製することができます。そのための設備はもちろん、生産工程で発生する有毒物質を除去する環境装置など、製油所は多くの装置・設備・施設によって構築されています。 |
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設立 | 1962年(昭和37年)6月25日 |
資本金 | 80億円 |
従業員数 | 368名(2020年12月1日※正社員のみ) |
売上高 | 4622億円(2013年3月期実績)
6204億円(2014年3月期実績) 5,462億円(2015年3月期実績) 4,022億円(2016年3月期実績) 3,322億円(2017年3月期実績) 4,317億円(2018年3月期実績) 4,983億円(2019年3月期実績) 4,644億円(2020年3月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 玉井 裕人 |
事業所 | 山口本社・製油所/山口県山陽小野田市西沖5番地
東京本社/東京都千代田区神田美土代町7番地(神田第二中央ビル) |
関連会社 | 西部エンジニアリング株式会社
西部海運株式会社 西部曳船株式会社 西部マリン・サービス株式会社 |
主要株主 | 出光興産株式会社
宇部興産株式会社 中国電力株式会社 株式会社みずほ銀行 株式会社商船三井 など |
沿革 | 1962年 西部石油株式会社設立
1965年 旧昭和シェル石油(株)と業務提携 1969年 山口製油所操業開始 1976年 重油直接脱硫装置完成 1983年 原油備蓄タンク9基完成 1986年 流動接触分解装置完成 1989年 軽質ナフサ異性化装置完成 1992年 オクテン製造装置完成 1994年 水素化脱ろう装置完成 1996年 軽油深度脱硫装置完成 1997年 ISO9002:1994 認証取得 1998年 ISO14001:1996 認証取得 1999年 芳香族製造装置完成 2003年 ISO9001:2000 認証取得 2004年 ガソリン水素化精製装置完成 2005年 ISO14001:2004 認証取得 2006年 混合キシレン製造装置完成 2009年 ISO 9001:2008 認証取得 2014年 灯油/軽油水素化脱硫装置完成 2015年 西部石油ソーラーパーク山陽小野田竣工 |
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