税関では、ヒト、モノ、カネ、文化、情報の流れが加速・グローバル化する中で、
1.国民の安全・安心の実現
2.適正かつ公正な関税等の徴収
3.貿易の円滑化
という3つの使命を果たすため、税関行政や関税政策、国際協力、国際交渉から、社会悪物品等の水際取締り、通関業務、麻薬探知犬による検査、不正薬物の鑑定・分析まで、貿易秩序と国民の安全を守る業務を行っています。
税関は明治開国依頼の長い歴史を持つ組織であり、絶えず新しい要請、状況の変化に対応しつつ伝統的な使命を遂行してきました。これまでも、そしてこれからも税関職員は、「誠実に行動し、社会からの信頼に応えます。」、「誇りと使命感を持って、業務に取り組みます。」、「円滑なコミュニケーションを図り、チームで前進します。」、「改善意識を高め、日本と世界の変化に機敏に対応します。」、「自ら学び考え、プロフェッショナルとして成長します。」という5つの行動指針に則って、税関の使命遂行に取り組みます。
税関では、職員のキャリアパスに応じて、税関行政全般に関する知識や技術等の修得、業務遂行能力の向上等を図る研修制度が充実しています。【総合職】採用時の研修、語学研修、国内外の大学への派遣研修等、研修の機会が多くあります。例えば、文系、理系を問わず、理系の者が大学院で経済学を学ぶなど自身を高める機会が豊富です。【一般職】採用時に新規採用職員研修(大卒程度は約2ヶ月半、高卒者は約6ヶ月)を全国の税関で採用された職員全員と千葉県柏市にある税関研修所にて受講します。その後も、キャリアアップに合わせた研修(中等科研修、高等科研修等)、語学研修、各分野の専門研修及び職場OJTが充実しています。
事業内容 | 経済活動のグローバル化が急速に進む中、税関は日本の玄関である「空港」や「港」などにおいて、幅広い業務を行っています。
例えば、不正薬物やテロ関連物品、偽ブランド品等の密輸取締り、関税や消費税等の徴収に加え、開発途上国の税関職員への技術支援も行っています。 また、財務省関税局において、税関業務に関する政策の企画立案や、貿易や関税に関する国際交渉等、様々な業務を行っています。 『日々刻々と変化する国内外の経済社会情勢に的確に対応しながら、税関の使命を果たしていく。』 決して容易ではありませんが、生涯の職業として挑戦するに、十分値する公務として、多くの職員が日々、懸命に職務に精励しています。 |
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設立 | 1859年運上所として設置、1872年11月 呼称を「税関」に統一 |
資本金 | ― |
従業員数 | 2021年7月時点:約9,600人 |
売上高 | ― |
代表者 | 財務大臣 |
事業所 | 全国9税関(函館、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、長崎、沖縄地区) |
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