福井大学は、県内唯一の国立大学として「教育」「研究」「医療」を通じ、地域社会の発展をリードしています。
未来の担い手となる人材の育成、産学官連携による新たな「知」の獲得、最新・最適な医療の提供による豊かな社会づくりへの貢献など、地域に求められる大学を目指し、福井大学は、歩み続けます。
2004年、福井大学は、法人化しました。それから約18年、少子化による大学進学者の減少や、グローバル化による世界の大学との競争など、大学業界を取りまく環境は、大きく変わってきました。先の見えない時代だからこそ、福井大学は、変化をおそれず新しいことにチャレンジする姿勢を大切にしてきました。これまでも、新しい学部の設置や、公私立大学・行政・企業との連携など、前例にとらわれない新しい試みを続けてきました。これからも、教育・研究・医療の各分野を軸に、先人なき道を行く挑戦を続けていきます。
事務職員の仕事はさまざまですが、ときには大学の枠を飛びこえた前代未聞のチャレンジが必要な業務もあります。一例として、2015年度には、公私立大学・県・地元企業などとともに学生の地元定着率UPを目指す「5大学連携事業FUKUI+PLUS!」を立ち上げ、その責任大学となりました。2019年度の事業終了まで、サテライトキャンパスの設置や大学間での単位互換など、前例のない課題にも、企画、大学や県との調整、制度設計、学生へのアナウンスなど、教職員がONE TEAMとなって取り組みました。これはひとつの例ですが、すべての仕事に対して、新しい道を切り拓いていく姿勢を期待しています。
現在、福井県の教員の4割、医師・エンジニアの3割が、福井大学出身。高いスキルをもつ人材を地域へ送り出しています。また、2016年に「国際地域学部」を新しく設置。「国際」と「地域」は一見関係なく見えますが、この2つのつながりを広い視点からとらえる新しい「グローカル」な人材の育成に力を入れています。また、研究や医療の分野でも、それぞれ先進的な活動を地域へ還元しており、地域とのつながりが深いのが、福井大学の魅力のひとつです。
事業内容 | 高等教育、教育研究機関
●教育学部 学校教育を支え、行動するための力を養成します。 2018年4月に連合教職開発研究科を設置するなど、先進的な取組みを行っています。 ●医学部 豊かな人間性と高い医学知識・医療技術を有する医療人の育成はもちろん、国際的視野で活躍する医療人を育成します。 ●工学部 工学のほとんどの分野を網羅した日本有数の、大規模工学研究機関として、高度専門技術者を育成します。 ●国際地域学部 地域の創生を担い、グローバル化する社会の発展に寄与できる人材を育成します。 |
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設立 | 平成15年10月
旧福井大学/昭和24年5月 旧福井医科大学/昭和53年10月 |
資本金 | 506億6500万円 |
売上高 | 国立大学法人のため計上なし |
従業員数 | 2,081 |
代表者 | 学長 上田 孝典 |
事業所 | 文京キャンパス/福井市文京3-9-1
松岡キャンパス/福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3 敦賀キャンパス/福井県敦賀市鉄輪町1-3-33 |
福井大学の魅力 | ■知の拠点として
福井大学では、教職員と学生が切磋琢磨する真剣な職場環境のなかで、高度な学術を学び、探求・創造し、それを社会に発信することで活気のみなぎる「知の拠点」としての役割を果たしています。 ■環境への配慮 附属病院を除く全学部が、環境ISO(ISO14001)、また附属病院では品質ISO(ISO9001)を取得し、環境に配慮した事業活動を行っています。 ■子育てに優しい職場 仕事と家事・育児の両立支援優秀企業として、福井県労働局から県内第一号の認定を受けています。2011年に2度目、2015年に3度目、2019年に4度目の認定を受けました。 ◎取り組み ・育児休業の取得促進 ・男性の育児参加を促進する特別休暇制度の導入 ・小学校就学前の子供を養育する職員の早出遅出勤務の導入 ・ノー残業デーの設定による所定外労働削減 ・大学らしさを活かした次世代育成に関する地域貢献事業としての公開講座、一日遊学等の開催 |
福井大学の取り組み | ■特色ある教育活動の展開----------------------------------
21世紀のグローバル化に対応するため高度専門職業人として活躍できる優れた人材育成を目指し、国際的にも通用する質の高い教育を実施していきます。 ■世界レベル、地域特性に応じた研究活動の展開--------------- 高エネルギー医学研究センター、生命科学複合研究教育センター、遠赤外領域開発研究センターを核に、世界的な研究教育拠点形成を推進しています。また、2012年3月附属国際原子力工学研究所が敦賀市に移転し「敦賀キャンパス」を開設しました。研究・人材育成・連携・拠点化をキーワードに地域のポテンシャルを活かした活動を展開し、日本及び世界の原子力の安全・安心への貢献を目指しています。 ■最高・最新の医療を安心の信頼の下に提供------------------- 医療面においては、本学附属病院は600床を有する県内唯一の特定機能病院として、PET、CT、MR等の最先端画像診断装置を備え、高度な先進的医療を安心と信頼の下で提供する努力を日々重ねています。また、2014年9月に、本学附属病院の新病棟が本格稼動しました。最新の診療環境と快適・安全な医療空間を備え、県民の皆さまの健康を守る「最後の砦」としての責務を、これまで以上に果たしていきます。 |
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