中日本建設コンサルタント株式会社

建設コンサルタントとは、橋や道路、河川、都市空間などを整備するにあたり、
企画・構想、計画、調査、設計、施工管理、維持管理といった各段階で、
国や地方自治体などの事業主のパートナーとして、高度な専門技術のサービスを提供するのが仕事。
事業主の発注に基づき施工をするのとは異なり、何を・どう作るかを決定する重要なプロセスにおいて、
専門家としての提言を求められる立場にあります。

竣工はおろか、工事が始まった段階で「実はこんな観点が反映されていなかった」と気づいても遅い、それが建設の仕事です。
企画・構想という最上流工程を担い、計画・調査といった準備を進める立場である私たちには、
「今、目に見えている課題」だけでなく、「将来、想定される課題」まで見渡す力が必要です。
人口構造、社会情勢の変化といった「国全体という視界」に、地域社会の人々の「暮らしを見つめる眼差し」
この二つが、我々の行動の基盤には求められます。
その上に、より安全かつ市民生活への影響を最小限にとどめるための工法の開発・習得といった、技術の練磨を積み上げる。
「人・街・自然・いきいき」な国土デザインを目指す私たちにとって
建設とは、人間の匂いと温もりの感じられる技術、そう呼べるかもしれません。

ですから採用においても、大切にしているのは「あなたがどんな人なのか」という観点。
事業主・地域住民の方など、多くの人と接し時に交渉しながら進めるこの仕事では、
相手の立場を考え、理解できるコミュニケーション能力も重要。
未来を描く構想力の源は、そこに暮らす人々を思いやる気持ちにありますから、
「人が好き」というのも、大切なことかもしれません。

こうしたことは、学校の成績や筆記試験だけで判断できることではない、
私たちはそう考えています。
ですから選考においては、面接であなたとゆっくりお話しすることを一番大切にしたいと考えています。