圧縮空気を動力源として自動化を行う空気圧制御機器のトップメーカー。様々な産業界のオートメーション化を支えています。
自動制御機器の総合メーカーであるSMCの製品群は、12,000種の基本型、700,000品目をラインナップ。自動車やスマートフォンの組立設備、医療機器、半導体製造装置などの自動化設備はもちろん、植物工場でも利用されるなど、SMCの製品は、いまや産業分野の発展・貢献には欠かせないものとなっています。当社は、低コスト、合理化、省エネ化など多種多様になったニーズに合わせてトータルで的確な製品を提供。国内はもとより海外にも拠点を持ち、グローバルに事業を展開しています。また、電気・電子・制御技術を高めた製品開発にも積極的に取り組み、さらなるシェアの拡大をはかっています。
人間がおこなうさまざまな作業を機械に置き換える自動化。その技術の中核を担っているのが、自動制御機器の総合メーカーである当社です。主力製品である空気圧機器では国内65%、世界38%を超えるトップシェアを誇り、業界をリードしています。これまで当社は、お客様のニーズに基づき空気圧機器の周辺分野までをカバーした製品開発に積極的に取り組んできました。高精度が要求される半導体製造分野や医療分野でも製品が活躍しており、培った技術を新しい分野に応用するなど、技術力・開発力によって活躍の場をますます広げています。
SMCの自慢は54営業拠点、約100社の代理店から構成される国内ネットワーク。そして、世界80カ国を超える現地法人や代理店による海外ネットワーク。世界中のマーケットを網羅するネットワークをフル活用し、ユーザのニーズを的確に把握。新しい製品やサービスの創造に活かしています。SMCの特色は、独自開発の製品を、独自設備で生産する一貫開発・生産体制を持っていること。あらゆる分野の専門家が協力して、高性能・高機能な製品を、高品質・低コスト・短納期で生産しています。このような強みを活かし、全社一丸となった世界戦略で、さらなる拡大を目指します。
事業内容 | SMCは空気圧制御機器を軸とした自動制御機器のメーカーです。自動制御機器の製造・販売を通して、産業界のオートメーション化に貢献しています。
当社の自動制御機器は、基本型約12,000種、カスタマイズ品を含めると約700,000品目という膨大な製品群を誇っています。お客様ごとに製品に対するニーズが変わってくることから、きめ細かく製品をラインアップしており、営業・技術・製造の各部門が常に連携を取り合ってお客様の要求に応えています。 産業界のオートメーション設備は日々高度化しており、SMCの事業内容は空気圧制御機器の他にもメカトロ機器、流体制御機器、電動機器、温調機器など拡大しています。 販売面では、全国54の営業拠点と販売代理店からなる営業ネットワークを構築し、お客様の現場に深く入り込んだ営業活動を行っています。お客様は、自動車・半導体・電気・食品などさまざまな産業に及んでいます。 生産拠点は、国内では埼玉県や茨城県など6地区にあり、海外では中国、ベトナム、シンガポールをはじめとした地域に量産工場を展開しています。独自の生産方式で効率的に生産を行い短納期での製品供給を実現しています。 |
---|---|
設立 | 1959年(昭和34年)4月 |
資本金 | 610億541万円 |
従業員数 | 20,619名(2021年3月末 連結) |
売上高 | 5521億78百万円(2021年3月期 連結) |
営業利益 | 1533億55百万円(2021年3月期 連結) |
代表者 | 代表取締役社長 高田 芳樹 |
事業所 | 本社/東京都千代田区
営業拠点/東京、名古屋、大阪、福岡など 工場/草加、筑波、下妻、釜石、遠野、矢祭など6地区 研究所/茨城県つくばみらい市(筑波技術センター) アメリカ(米国技術センター)、イギリス・ドイツ(欧州技術センター)、中国(中国技術センター) |
子会社・関連会社 | 主に自動制御機器にかかる子会社 |
事業特性 | ロボット・FA(ファクトリーオートメーション)・設備投資に関わる製品であるため、半導体・自動車・産業機械・食品・医療機器など幅広い業種の数多くの企業と取引をしているのが特徴です。生産の効率化・合理化に対するニーズは今後も拡大することが予想されるため、自動制御機器は多くの産業から注目されています。
●第一次産業分野 農業や水産業を中心に、労働力不足の解消や効率化を目的に第一次産業でのオートメーション化が進められています。その一例として、米やお茶の中に含まれた異物を空気圧で除去する自動選別装置や、農作物の植え付け機などがあり、今後も省力化への貢献は大きいと思われます。 ●第二次産業分野 当社の製品が最も導入されている分野で、従来人が行っていた、搬送・加工・組立・検査・包装などあらゆる工程のオートメーション化に利用されています。電気製品や自動車の生産組立装置などはその代表的な例です。少子高齢化で労働者不足が社会問題となりつつある日本のみならず、世界規模で今後ますます高度化していく分野です。 ●第三次産業分野 省力化に伴うオートメーション化の流れは、第三次産業も例外ではなく、郵便物の仕分けや商品のピッキングなど、従来人間の手で行われていた作業をロボットが代替しています。また、近年ではアミューズメント施設や福祉・医療機器にも当社の製品が使われており、将来的な市場として大きな期待が寄せられています。 |
平均年齢 | 41.6歳(2021年3月現在) |
主要製品 | ロボットハンド・周辺機器[協働ロボット用グリッパ、無線システム等]
空気圧機器[エアシリンダ、電磁弁、F.R.L等] 電動機器[電動アクチュエータ等] センサ[圧力スイッチ、フロースイッチ等] 温調機器[チラー、サーモコン等] |
沿革 | 1959年 4月 焼結金属工業株式会社の商号で会社設立
1964年 5月 自動制御機器の製造加工・販売を事業目的に追加 1968年 6月 草加第一工場設置 1973年 6月 草加第二工場設置 1983年 1月 筑波第一工場設置 1986年 4月 SMC株式会社に社名変更 1987年12月 東京証券取引所市場第2部に株式上場 1988年11月 筑波第二工場設置 1989年 9月 東京証券取引所市場第1部銘柄に指定 1991年 1月 釜石工場設置 1991年 4月 筑波技術センター設置 1994年 8月 矢祭工場設置 1997年12月 遠野工場設置 2000年10月 欧州技術センター設置 2002年 4月 米国技術センター設置 2007年 7月 中国技術センター設置 2013年 6月 下妻工場設置 2014年 9月 SMCベトナム製造設立 2016年 4月 SMC天津製造設立 |
※リクナビ2023における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。