◆技術力と開発力で、産業界をリードしています。
工作機械など各種機械に使用されているハンドルやレバーといった機械部品を標準化して、
いち早く産業界に供給を始めたのは、1967年のことです。当社は、産業界での標準品のパイオニアなのです。
そして、更に新製品を送り出し続けることで、今でも国内トップシェアを誇っています。
「IMAO」がトップブランドの証です。
「標準機械部品」や「標準治具」―そう聞いても学生の皆さんはピンと来ないでしょう。例えば工場の機械に付いているハンドルやグリップ。機械で金属を削る際に、対象物を固定する為に使う治具。従来は一点ずつオーダーメイドだった機械部品や治具の世界に、多彩な用途に対応できる「標準品」を提案したのが、私たちイマオコーポレーションです。自社での企画・開発・製造の他、ドイツをはじめとするヨーロッパ各国からの輸入販売も行い、日本のモノづくり現場の省力化や品質向上に、長年にわたって貢献しています。新たなビジネスチャンスを創り出す起業家精神が信条の当社では、このほか、ライフスタイル商品の輸入・販売事業も手がけています。
当社では「私達の目指す人材像」が会社が必要とする人材像です。目指すべき理想の姿とは、会社から求められるものではなく、自らが主体的に考えて目指すものであると考えているからです。【達人(たつじん)】私たちは、どのような状況でも、求められた以上の結果を出せる仕事の達人を目指します。【挑人(ちょうじん、挑戦する人)】私たちは、現状に甘んじることなく、常に挑戦する人を目指します。【頼人(らいじん、頼りになる人)】私たちは、協調性と思いやりを持って行動し、誰にとっても頼りになる人を目指します。
誰もが知る自動車メーカーや大手工作機械メーカーを取引先に持つ当社の強みは、第一に「イマオの製品なら間違いない」というブランド力。自社製品は勿論ですが、輸入製品に対してもユーザーの声を海外メーカーに伝えてアドバイスを行い、品質にきわめて厳しい日本のユーザーを満足させる製品を提供しています。第二の強みは、高度な技術力。標準治具と情報技術を融合された生産性向上システムは多くの技術者からの支持を受けています。そして第三に、私たちも製造業の一社として、自社製品を生産現場で使用し使い勝手を知り尽くした提案ができる事。お客様を徹底的に思いやることで生まれた、こうした対応や体制が、厚い信頼につながっています。
事業内容 | ■標準機械部品・標準治具・アルミ構造材の製造販売
■標準機械部品・標準治具・アルミ構造材の輸入販売 ■標準治具の輸出 ■CAD等製造情報システムの企画・開発・販売 ■製造業向けのIT/IoT/AIシステム製品のハード・ソフトウェア開発 ■インテリアグッズ、デザイン雑貨、ファッションアイテム等の企画・輸入販売 |
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取扱製品・商品の特徴 | ■標準機械部品
ハンドルやレバー、ノブ等の機械用部品。おもに工作機械の部品として使用されます。もともとは、各メーカーが機械を生産するたびに一点ずつ「オーダーメイド」で製作していましたが、既製服のような「標準品」という形で、1967年、業界に先駆けて当社が世に発表しました。当社の標準品の特徴は、お客様の声にできるかぎり耳を傾け、最大限に反映した製品づくりを行っていること。海外提携先に対しても、品質に世界一厳しいといわれる日本のユーザーの声をもとにアドバイスを行っています。お客様に満足いただくことはもちろん、提携先からも「イマオさんのおかげで、世界中を満足させる品質の製品を創り出せた」と感謝いただくことも少なくありません。 ■標準治具 マシニングセンタやNC旋盤といった、金属の塊を削って加工する機械では、加工対象物である金属素材を固定し加工しやすくするための「治具」が必要となります。これも従来は、対象物の形状や材質に合わせて一点ずつ製作していましたが、当社ではパーツを組み合わせることでさまざまな対象物に対応できる「標準治具」を開発しました。使用後は解体すれば、別の製品にも繰り返し使えるため、保管場所を取らず、省資源・低コスト化にもつながっています。 ■アルミ構造材 機械のカバーや、機械の骨組みとして使うアルミ構造材をメーカーから仕入れ、お客様のニーズに応じたサイズに加工して販売しています。 ■製造情報システム モノづくりの現場で、製品の設計に欠かせないのが3D-CAD。その3D-CADを核として、設計から製造までをスムーズに行えるようにする「製造情報システム」の、コンサルティングからシステム構築、導入、保守サービスまでを手がけています。当社が開発した独自システムは、自社の生産現場でも使用。導入を検討されているお客様を工場に招き、ユーザーである現場社員から、リアルな使い勝手を説明できるのも強みです。 ■インテリアグッズ・デザイン雑貨・ファッションアイテム 世界的に有名な折りたたみ傘のブランド「KNIRPS(クニルプス)」や、肩紐をさっとひと引きするだけで、トートバッグから持ち運びに便利なバックパックに変わる「notabag(ノットアバッグ)」など、ヨーロッパのデザイン性に優れたライフスタイル商品を輸入販売しています。どのブランドも正規代理店として、百貨店やデザイン雑貨セレクトショップなどへの卸売も行っています。 |
設立 | 1961年3月27日 |
資本金 | 9000万円 |
従業員数 | 280名 |
売上高 | 55億8,000万円(2020年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 今尾 任城 |
事業所 | ■本社/岐阜県関市千疋2002
■infomax center/岐阜県各務原市テクノプラザ1-3 ■美濃第1工場/岐阜県美濃市須原605 ■美濃第2工場/岐阜県美濃市須原510-2 ■埼玉テクニカルセンター/埼玉県さいたま市浦和区東高砂町2-5 ■岐阜テクニカルセンター/岐阜県各務原市テクノプラザ1-3 ■大阪テクニカルセンター/大阪府吹田市垂水町3-34-15 ■上海代表処/中華人民共和国上海市 |
主要取引先・販売先 | トヨタ自動車(株)
ソニー(株) 本田技研工業(株) (株)森精機製作所 YKK AP(株) (株)日伝 トラスコ中山(株) トークシステム(株) オートデスク(株) |
海外主要提携先 | Heinrich Kipp Werk KG(ドイツ)
Knirps GmbH(ドイツ) ELESA S.p.A.(イタリア) Parks (London) Limited(イギリス) Jergens, Inc.(アメリカ) |
沿革 | 1935年 岐阜県各務原市那加東那加町に今尾鋳造所を創業。
1961年 株式会社今尾製作所を設立し、今尾鋳造所の業務を継承。 1982年 岐阜県関市千疋に本社工場を新設し移転。 1989年 株式会社イマオコーポレーションに社名を変更。 1998年 ISO9001の認証を取得。 2001年 ISO14001の認証を取得。 2009年 現社長が4代目に就任。 |
事業戦略―過去~現在編 | ■1967年
下請けとして機械部材を手がける鋳造メーカーだったイマオは、初めての自社製品である「ハンドル」の開発・製造・販売に乗り出します。この際、こだわったのが「標準品」ということでした。機械のハンドルやレバーは、それまではどこの企業も、必要となるたび一点ずつ社内製作していました。ニッチな商品ですが、ニーズを集めれば大きなマーケットが眠っているはず。そう考え、どんな機械にも汎用で使える「標準品」を提案したのです。 ■1974年 まだ海外でモノを売ろうとする日本メーカーなどほとんどなかった時代、イマオは海外の展示会に出展します。そして、同じ展示会に出展していた、ドイツをはじめとするヨーロッパメーカーのすぐれた製品の数々に出会います。そこで決断したのが、そのようなメーカーと提携し、製品を輸入して日本で販売すること。これが「メーカー兼商社」になったきっかけでした。 ■1986年 時代に先駆けて、アメリカのAutodesk社が開発したAutoCADを導入。当初は英語版でした。その後、Autodesk社の日本進出に伴い、イマオはその代理店としてAutoCADの販売を開始しました。それまでユーザーとして使用したノウハウを活かして、販路を拡大していきました。今では、誰もが知る大手一流会社がユーザーリストに名を連ねています。 ■1994年 バブル崩壊後の製造業の低迷を機に、工業用製品以外にもマーケットを拡大しようと考えたイマオでは、ライフスタイル商品の輸入・販売に参入。それまでとはまったく異なる分野の商品ですが、ヨーロッパからの輸入ノウハウを活かし、新たな挑戦を始めました。 |
事業戦略―現在~未来編 | 2009年、現社長の4代目就任とともに、新時代に向けて新たなスタートを切りました。特に力を入れていくのが、「標準治具」の普及です。治具は、金属切削加工を行う企業なら、大企業から町工場まで、どこでも必要とするもの。しかし、まだ製品ごとに一点モノの治具を製作して使っている企業の方が圧倒的に多いのが現状です。眠っている大きな潜在マーケットに対して、コスト削減と環境貢献につながる標準治具を、さらに浸透させていきたいと考えています。
そして2018年。 バブル期に記録した当社の最高売上を、ついに更新しました。そして2019年は、2年連続での更新が確実な状況です。お客様目線での製品開発が市場に受け入れられ、広く認知されてきた効果が現れてきた結果です。今後も、お客様の期待を超える製品とサービスで、お客様に感動を与え続けていきます。 |
働く環境―現在~未来編 | 『社員とその家族の幸せを追及します』
これは、イマオの3つある経営理念のうち、最も重要な理念です。会社を支える社員だけではなく、その家族も幸せでなければ、本当に幸せとは言えません。イマオは、社員も社員を支える家族も、みんなの幸せの実現こそが、会社の一番に目指すところだと考えています。そのために、年に一度、職場参観を開催し、家族が社員の職場を見学して、家族の理解と協力を得られるような取り組みを続けています。また、仕事だけでなくプライベートも充実できるように、十分な休日・休暇を確保しつつ、残業の削減に取り組んできました。今では、月間の平均残業時間は、2-3時間程度となっています。こうして、未来を見据えた働き方改革にも、いち早く取り組んでいます。 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | 1day仕事体験及び会社説明会はマスク着用やアルコール消毒液の設置、
人との距離を十分に保つ座席間隔や定期的な換気等を徹底し開催します。 |
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