東レは、「新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」という企業理念のもと、革新的な素材を生みだしてきた総合素材メーカーです。
現在、長期経営ビジョン“AP-Growth TORAY 2020”を掲げ、グローバルな事業拡大を一層推進するとともに、地球環境問題や資源・エネルギー問題の解決に貢献できるグリーンイノベーション事業の拡大に力を入れています。
東レは、有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーの4つのコア技術を駆使し、様々な新素材を世に送り出してきました。提供する製品は、衣料品、家電製品、エレクトロニクス製品、自動車や航空機などの素材・部材、医薬品、水処理膜など、社会の多くの場面で人々の暮らしを支えています。私たちは素材産業のリーディングカンパニーとして、継続的な技術開発により、最終製品に革新をもたらす新素材の開発を進めています。新たな素材の力で、世の中を変えるソリューションを生み出す。人類が抱える地球規模の課題を解決に導く。そうした信念をもち、“Innovation”に取り組んでいます。
地球温暖化や化石燃料の枯渇、人口増加に伴う水資源の不足……等々。世界は今歴史の転換点を迎えています。こうした世界規模の問題を本質的に解決していくためには、製品の上流である素材からの発想の転換が求められます。素材が変わらなければ、モノを変えることはできません。たとえば、航空機の大幅な省エネをもたらし、世界を自在に行き来できる時代を可能にしたのは、丈夫で軽い炭素繊維の開発です。新興国での水需要に応える海水淡水化の要となっているのは逆浸透膜の技術です。また、太陽光や風力などの再生可能エネルギーや、エネルギー効率が高い燃料電池の開発など、これからの新エネルギー拡大の鍵を握っているのも素材の革新です。
東レでは「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」という企業理念のもと、社員は事務系、技術系ともに、日々、「こんな素材があれば面白いかも」「これからはこんな事業が求められるんじゃないか」と、「新しい価値」を生み出すためのテーマを追い求めています。世界にインパクトを与える新しい「何か」を生み出したい、社会を変革する大きなイノベーションを実現したい、そんな考えを持っている方とお会いできるのを楽しみにしております。
事業内容 | 長い歴史を持ち、確固たる地位を誇る「繊維事業」、「プラスチック・ケミカル事業」。
東レグループの収益成長を牽引する「情報通信材料・機器事業」「炭素繊維複合材料事業」。 将来的な収益拡大の柱となるよう事業拡大を図る「環境・エンジニアリング事業」「ライフサイエンス事業」。 東レでは、これら6つ事業をグローバルに展開しています。 |
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設立 | 1926年1月(大正15年) |
資本金 | 1,479億円 |
従業員数 | 東レ…7,625名
国内関係会社…10,590名 海外関係会社…27,547名 <2018年3月末時点> |
売上高 | 連結売上高 22,049億円
連結営業利益 1,565億円 <2018年3月期> |
代表者 | 代表取締役社長 日覺 昭廣(にっかく あきひろ) |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋室町2-1-1 |
事業所 | 東京・大阪・滋賀・愛媛・瀬田・名古屋・東海・愛知・岡崎・三島・千葉・土浦・岐阜・石川・鎌倉・那須 各事業場(工場)及び 国内外主要関係会社(東レリサーチセンター、東レ・デュポン、東レ・オペロンテックス、東レインターナショナル、東レシステムセンター 等) |
関係会社 | 257社(国内100社、海外157社)
<東レグループ連結決算対象:2018年3月末時点> |
企業理念 | わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します |