業種 |
化学
医療機器/プラント・エンジニアリング/エネルギー/その他商社
|
---|---|
本社 |
大阪、東京
|
【東証一部】エア・ウォーターを一言で表すと「人の暮らしを支える地球屋」です。
モノづくりに欠かせない産業ガス事業を基盤として、医療、エネルギー、農業・食品、ケミカル、海水、物流など、
グループ263社の多角的な事業領域で人の暮らしや産業を支える事業を展開させています。
社名の通り、「空気のように水のように」これからも世の中に欠かせない役割を担い続けます。
私達は産業ガスを中心に事業を展開している総合ガスメーカーです。酸素や窒素、水素、ヘリウム等に代表される産業ガス。鉄鋼、化学、造船、自動車、製紙、電化製品、半導体分野に至るまで、あらゆるモノづくりを支えています。私たちの業界における規模は国内トップクラス。設立以来、常に先進的な技術とサービスを提供しながら、圧倒的な成長力で今日の地位を築いてきました。今後も「創業者精神と誇りを持って、空気、水、地球、そして人にかかわる事業の創造と発展に、英知を結集する」という経営理念のもと、社会の進化および地球環境と歩調を合わせながら、積極的に事業領域を拡充し、社会に無くてはならない企業として成長し続けます。
エア・ウォーターは、祖業である産業ガス事業のみならず、医療・ケミカル・エネルギー・生活系など多角的に事業を展開しを広げてきました。結果として直近15年間で売上高は約3倍になり継続的な成長を遂げています。しかし私達はさらに高い目標として2021年度までに「売上高1兆円企業」という新たなビジョンを描いています。これを実現するために、既存事業の深耕はもちろん、新規領域、特に直近では海外領域へ注力しています。また、全ての事業戦略において「技術」がその牽引役であり、一層の技術立社推進の体制づくりも近年は力を入れ、全社でビジョン実現に向けて取り組んでいます。
「技術立社」を掲げるエア・ウォーターでは、従来の産業・エネルギー開発だけでなく、人に関わる分野の医療、農業・食品なども含めた幅広い技術領域で、独創的な技術シナジーの創出に注力しています。大阪・堺と長野・松本の2つを中核とする総合開発研究所では、各事業部門と密接な連携をとりながら、グループ全体の技術開発をサポート。各拠点に蓄積された知的資源、技術者を結集させ、成長戦略に応じた戦略的開発をフレキシブルに組織しています。技術者たちは産業ガス、半導体、医療、農業・食品など数多くのテーマに取り組み、それらを融合させ独創的新技術の開発とビジネス創出を目指しています。
ブランドステートメント | 「地球の恵みを、社会の望みに。」
空気や海水など、あたり前のように存在するものに、私たちが持つ、分離・抽出・精製などの多彩な技術や独自のビジネスモデル、ノウハウを掛け合わせることで、暮らしや産業にとって必要不可欠となる価値ある製品やサービス、ソリューションを安定的に持続可能な形で提供し続ける。これが、私たちエア・ウォーターグループの強みであり、これからも世の中に広く提供していかなければならない社会的価値でもあります。 私たちエア・ウォーターグループは、空気のように、水のように無限の可能性を持つ、企業体として、もっと“なくてはならない”存在へ。世の中を支える製品やサービス、ソリューションを創造、提供し続けることで、あらゆる暮らしに、地域に、産業に寄り添い、社会の望みに応え続けていきます。 |
---|---|
事業内容 | ◆産業ガス事業(産業系)
モノづくりに必要不可欠な産業ガス(酸素や窒素など)を鉄鋼、化学、自動車、造船、ガラス、テレビ、半導体、太陽電池など幅広い分野に向けて供給しています。また、産業ガスの特性を有効利用したガスアプリケーションや産業機材も多彩に取り揃え、産業の根幹を支えています。 ◆医療事業(非産業系) 医療現場に欠かせない酸素等の医療用ガスをはじめ、高度化する先端医療の現場である病院設備、病院業務のアウトソーシング受託、医療機器のメンテナンス業務からデンタルや衛生材料、注射針といった多岐にわたる製品・サービスを展開。「医療のトータルソリューションサービス」を通じて、社会に広く貢献しています。 ◆エネルギー事業(非産業系) 地域とともに歩み続けるエネルギーインフラ企業として、国内LPガス市場の草創期より半世紀以上にわたりLPガスや灯油をお届けしています。また、LNG(液化天然ガス)の輸送・貯槽機器、LPガスを利用した移動電源車など新しいエネルギーソリューションにも積極的に取り組んでいます。 ◆農業食品事業(非産業系) 液化窒素を使った冷凍食品の販売に始まった食品事業は、その後、農業ビジネスへも広がり現在では青果物流通加工・小売、果実・野菜飲料製造、さらにはスイーツの製造販売へと事業を拡大しています。野菜生産から食品・飲料加工品、そして全国市場への流通・小売まで自社で一貫して展開するエア・ウォーターの農業・食品ビジネスは、グループシナジーを最大限に発揮した、これまでにないまったく新しいバリューチェーンを構築しています。 ◆ケミカル事業(産業系) キノン系製品を中心とした新機能材を事業の柱に、「高付加価値なケミカル材料」の独自開発に取り組んでいます。 また、国内外に広がる生産拠点を活用して、医農薬中間体や電子材料などのファインケミカルを海外生産にシフトし、積極的な材料開発のもと顧客ニーズに応えています。 ◆物流事業 低温液化ガスの自社配送で培った高度な温度コントロール技術を用いた低温管理輸送技術を活かし、3PL事業に代表される食品物流、血液を運ぶ医療物流、そして一般貨物輸送やシャーシ輸送、トラックボディなどの設計架装事業まで、幅広く事業を展開しています。 ◆海水関連事業 空気を分離して製造したガスを販売してきたエア・ウォーターは、海水からマグネシウムを抽出して事業の糧としたタテホ化学工業(株)に資本参加して以来、さまざまな素材が眠る海水を事業として追求してきました。国内トップシェアを誇る業務用塩・家庭用塩や、結晶コントロール技術を生かした付加価値の高いマグネシア製品など、海水資源を有効利用した事業の創出を行っています。 ◆その他事業 エア・ウォーターは、時代の動きを捉え戦略的に新しい事業を創造し、これらをさらなる成長ドライバーとして発展させていくことが欠かせないと考えています。その他事業に内包されるOリング事業や再生木質建材「エコロッカ」事業、金属表面処理「NV」事業などは、オンリーワン技術や特長ある製品でグループ成長を支える「ねずみの集団経営」を担う事業群です。さらに、SiCや電力、海外事業など、時代の流れを的確に捉え、継続的な成長を担う事業の創造にもチャレンジしています。 |
事業構造(全天候型経営) | 「全天候型経営」とは、産業系ビジネス(産業ガス、ケミカル)と生活系ビジネス(医療、エネルギー、農業・食品など)との事業構成の最適バランスを志向しながら、常に安定した収益を目指すという独自の経営戦略です。経営資源の選択と集中を行って企業の成長をひとつの事業に頼るのではなく、広がる事業をことごとく本業と考え、次世代のニーズを見据え、多角化や収益力強化に力を注ぎ、事業環境の変化に左右されない経営を追求します。 |
設立 | 1929年9月24日 |
代表者 | 代表取締役会長 CEO・最高経営責任者 豊田 喜久夫 |
資本金 | 558億5,600万円(2019年12月時点) |
従業員数 | 15,757名(2019年3月期/連結) |
売上高 | 8,015億円(2019年3月期/連結) |
事業所 | 本社/大阪
事業所/北海道、東北、関東、中部、近畿、中・四国、九州など全国各地 研究拠点/松本(長野)、堺(大阪)、神戸(兵庫)など 工場/千歳、輪西、鹿島、宇都宮、和歌山、山口、小倉他 |
売上構成比 | (2019年3月期/連結)
■産業ガス事業 /22.0% ■ケミカル事業 /9.4% ■医療事業 /22.0% ■エネルギー事業 /6.6% ■農業・食品事業 /17.0% ■物流事業 /6.0% ■その他の事業 /16.9% |
過去10年間の業績推移(日本基準) |
決算期 売上高(連結) 経常利益(連結) ――――────────────────――――――― 2019年3月 8,015億円(+6.3%) 470億円(+5.1%) 2018年3月 7,535億円(+12.4%) 447億円(+8.2%) 2017年3月 6,705億円(+1.5%) 413億円(+17.7%) 2016年3月 6,606億円(+0.0%) 351億円(-8.1%) 2015年3月 6,605億円(+3.0%) 382億円(+5.2%) 2014年3月 6,413億円(+18.8%) 363億円(+3.1%) 2013年3月 5,400億円(+9.6%) 352億円(+4.8%) 2012年3月 4,927億円(+4.4%) 336億円(+1.8%) 2011年3月 4,718億円(+10.6%) 330億円(+13.8%) 2010年3月 4,264億円(-5.0%) 290億円(+3.9%) 2009年3月 4,488億円 279億円 |
グループについて | 当社のグループ会社は260社以上、全社員数約15,000名からなり、各々の事業分野に特化した独立系会社、産業や医療を中心として地域に密着した事業を行う地域別事業会社など、自立した経営を展開しています。
■地域事業会社 北海道エア・ウォーター株式会社、東北エア・ウォーター株式会社、関東エア・ウォーター株式会社、新潟エア・ウォーター株式会社、しなのエア・ウォーター株式会社、中部エア・ウォーター株式会社、近畿エア・ウォーター株式会社、中・四国エア・ウォーター株式会社、九州エア・ウォーター株式会社など ■独立系会社 エア・ウォーター物流株式会社、春雪さぶーる株式会社、エア・ウォーター防災株式会社、エア・ウォーター・ゾル株式会社、タテホ化学工業株式会社、エア・ウォーター農園株式会社、株式会社九州屋、西村器械株式会社、大宝産業株式会社、株式会社日本海水など |
沿革 | 1993年 株式会社ほくさんと大同酸素株式会社が合併し、「大同ほくさん株式会社」を設立
2000年 大同ほくさん株式会社と共同酸素株式会社が合併し、 「エア・ウォーター株式会社」を設立 2004年 小型液化ガスプラント「VSU」を開発 (地域安定供給体制の整備・拡充) 2007年 株式会社日本海水、海水関連事業6社をグループ化 (タテホ化学を含む海水事業が確立) 2007年 長野県松本市に総合開発研究所を開設 (グループ先端技術・知的財産を集約) 2010年 新中期経営計画「NEXT-2020 Ver.1」を策定 (2020年度に売上高1兆円達成を目標に掲げる) 2010年 地域事業再編(支社機能の会社分割による子会社への継承) (全国9ブロックにメーカーポジションを持つ地域事業会社12社が誕生) 2012年 ゴールドパック・トミイチのグループ化により農業・食品関連事業として発展 2013年 新中期経営計画「NEXT-2020 Ver.2」を策定 2014年 ベトナムで海外初の高効率小型空気分離プラントVSUAが稼動 2016年 新中期経営計画「NEXT-2020 Ver.3」を策定 2018年 シンガポールで病院設備を手掛ける「GlobalWide社」をグループ化 2019年 新中期経営計画「NEXT-2020 Final」を策定 2019年 インドで産業ガス事業を手掛ける「Linde India社」の一部事業を譲受 2019年 オランダで産業向け電源装置を手掛ける「Hitec社」をグループ化 |
エア・ウォーターの成長 | ■独自の経営戦略「全天候型経営」と「ねずみの集団経営」
当社は創業以来、経営環境の変動に左右されない「全天候型経営」体制の確立を目指し、企業体質を変革するとともに事業多角化と各事業での収益力強化に努めてきました。 さらにこの2000年から2019年までの19年間で「全天候型経営」体制を推進してきた結果、小規模であっても収益性の高い新たな事業ポートフォリオが形成されつつあり、これを「ねずみの集団経営」戦略として意識化し、大きな成果を生んでいます。 その結果、この十数年の経済情勢は非常に厳しかったにもかかわらず、当社は19年間で売上高、経常利益ともに約3倍以上に伸長し、飛躍的な成長を遂げています。 |
「売上高1兆円企業ビジョン」 | ■「2021年に売上高1兆円企業」を目指します
2021年度にグループ売上高1兆円を達成する――。 2010年度から取り組みを進めてきた「2021年度1兆円企業ビジョン」の総仕上げとして、2019年度から2021年度までの3カ年を実行期間とする中期経営計画「NEXT―2020 Final」を策定しました。 新中期経営計画の基本コンセプトは『革新=イノベーションの実行』。 エア・ウォーターの創業の原点に立ち返り、持続的成長を可能とする強い会社を作り上げる。そして、独自の事業ポートフォリオ戦略である「全天候型経営」と「ねずみの集団経営」をさらに強力に推進していくために、各事業分野における成長戦略を、着実に実行していきます。 |
募集グループ会社 | 〈地域事業会社〉
・北海道エア・ウォーター株式会社 ・東北エア・ウォーター株式会社 ・関東エア・ウォーター株式会社 ・甲信越エア・ウォーター株式会社 ・中部エア・ウォーター株式会社 ・近畿エア・ウォーター株式会社 ・中・四国エア・ウォーター株式会社 ・九州エア・ウォーター株式会社 〈独立系グループ会社〉 ・株式会社日本海水 ・株式会社エア・ウォーター農園 ・株式会社九州屋 ・エア・ウォーター・リンク株式会社 →グループ募集ページ/個社リクナビにて募集中 https://job.rikunabi.com/2021/company/r551530075/ |