株式会社小林製作所

業種	機械プラント・エンジニアリング／設備・設備工事関連／商社（機械）
本社	静岡

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産業機械設計部
T．M（28歳）

【出身】山梨大学工学部　機械システム工学科卒
【年収】非公開

これが私の仕事	産業機械の設計および現地試運転私たちの生活の中で『紙』や『フイルム』とのつながりは必要不可欠です。『紙』であればトイレットペーパーやレシート、『フイルム』であればテレビやスマートフォンのディスプレイ部品や電池部品など、様々なジャンルのものがあげられます。私たちの会社は、これらの『製品または部品を作るための機械』の設計、製造を行っています。その中で私が多く携わっているのが、産業機械分野の『コーティング』と呼ばれるパートで、用途に応じた液を基材に塗布することで、付加価値を与える機械の設計を行っています。私たちが作る機械は一品一様で、お客様の要望に適した塗工方式、精度、条件の機械を設計します。設計後、機械が完成すれば終わりではなく、実際にお客様の工場に機械を納め、試運転を行い、検収をいただくまでが私たちの仕事になります。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	納めた機械でお客様が満足していただけたとき一式ライン(巻出・塗工・乾燥・巻取)の塗工パートを担当した案件で、入社3年の私が初めてライン全体の試運転作業員として、現地作業をすることになりました。各パートの動作確認や調整、外注業者とのやりとりなど、担当者としての責任をより強く感じることができました。また、トラブルが起きた際は、適切な判断を短時間で出さなければならないため、判断力も重要になります。時には客先の方と意見を出し合い、その場にいる全員で問題を解決していこうという空気感も大切です。そんな困難を乗り越え、検収をいただけた瞬間は、安堵と喜びが混在する何とも言えない心情になります。今回の試運転に限らず、最終的に『良いテスト結果が出た』『使いやすい機械』と評価していただいたときは、達成感を覚え、次の仕事への励みになります。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	地元で歴史あるモノづくり企業に勤めたかった私が就職活動で重視したのは、『地元』と『モノづくり』でした。大学卒業後は地元で働きたいという思いが強かったことに加え、幼いころからモノづくりが好きで、自身が設計した機械を動かせる仕事に就きたいと思っていました。会社見学の際、製造している機械の大きさに圧巻したことに加え、先輩社員との対談の雰囲気がとても好印象だったのを覚えています。私が小林製作所を選ぶ決めてとなったのは、内定通知です。メールまたは郵送による通知が一般的だと思いますが、私の場合、面接試験の帰り道、電話による通知でした。展開の速さと連絡方法に当初は驚きましたが、『自分が企業に求められている』『他社とは異なる人間味のある社風』と感じました。安易な決め手かもしれませんが、『他社とは異なる対応』という点で興味を惹かれ入社しました。

これまでのキャリア	産業機械設計部（今年で７年目）

この仕事のポイント

	機械・電機・電子機器設計
	ひとつのプロジェクトを長期間かけて進める仕事
	臨機応変な対応力が身につく仕事
	信念を持って物事に取組むことのできる人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

就職するうえで何を重視するか明確にしたほうが良いです。給料、人間関係、やりがい、様々な要因があげられますが、全てが自分の理想的になることはほぼありません。自分がこれから何十年も務める可能性があることを想定し、働いていくうえで『この環境ならやれる、やりたい』と思える企業を探したほうが良いと思います。『気になる点が妥協できるか』は、実際入社してみないとわからないかもしれませんが、そのための会社説明会です。自分から疑問をぶつけていきましょう。