これが私の仕事	近い将来、銀行で使われるシステムの、未来を考える。世の中で使われているシステムは、時代の流れに合わせて数年に一度、新しいものに進化していきます。私が入社1年目から担当しているのも、そのひとつである銀行の新しいシステムをつくるプロジェクトです。最初は先輩社員が設計・製造したプログラム（ジョブ）が、決められた要望通りに動くかのテストを経験。システムのことや仕事の進め方を学びました。そして、2年目から自分でジョブを製造。また実際にシステムが使われるようになってから、どのようなジョブを、どのような順番で動かして、安定稼働させていくのかを考える、運用機能設計を担当しています。自分で手がけたものが、思い通りに動かなかったり、想定外のエラーが出てしまうこともありますが、その原因を調べるのは謎解きみたいで、面白いと感じています。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	学園祭前日みたいに、ひとりでは難しいことを、みんなの長所を集めて解決。「明日までに完成！」と時間に追われるなかで困難にぶつかることがある。それでもみんな各々の得意な分野を活かして、無事に当日を迎える…。この感じが、まるで学園祭の前日みたいで、この仕事で好きなところです。実際に、入社2年目で運用設計担当になったばかりのことです。知識不足もあり、どうしてもうまく行かない設計がありました。このときも、先輩社員はもちろん、他社の詳しい方やお客さまなど、それぞれの分野を得意とする方々に意見をもらい、協力してもらうことで、なんとか設計を完成させることができたのです。いまもデータベースが得意なメンバー、Javaが得意なメンバーと、機能のことを一番理解している私で意見を集め合って、「こうやって解決するんじゃない？」、「原因はこれじゃない？」って、話をしながら仕事を進めています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	"企業そのものを助ける仕事"と"あたたかい面接"。大学で経営学を学ぶなかで、さまざまな企業を知り、その課題を知って、ＢtoＣよりＢtoBで「企業そのものを助ける仕事」をしたいと思っていました。そこから、ITシステムをより良くすることで、企業と働く人を助けることのできるSEに目を向けるようになり、ICに興味を持ったのです。とは言え、IT企業はたくさんあります。でもそのなかで、一番印象に残ったのがICの「人」と「雰囲気」。会社説明会では、先輩社員が一人ひとりに優しく話しかけてくれましたし、面接も私の話を聞き出してくれる"あたたかい面接"だったのです。この印象は入社後も変わっていません。コミュニケーションに組織や年齢の壁が無いため、頭ごなしではなく、さらに人や物事の本質を見て、上司も同僚も話してくれるので、ICに入って良かったです。

これまでのキャリア	システムエンジニア（現職）

この仕事のポイント

	システム運用・保守
	生活基盤や社会インフラを作り上げる仕事
	忍耐力と集中力が必要な仕事
	企業を相手に商談を行う仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	大勢の人と協力しながら進めるのが好きな人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

「IT業界って難しそう…」って、私も思っていました。確かに、専門知識は必要ですが、それより大事なのは、一緒に働く人とのコミュニケーションだと思っています。要望を聞き出したり、設計の正当性を説明したり、手伝いをお願いしたり。私は文系出身なので知識について不安はありましたが、今ではゼミやサークルで経験したプレゼンや討論が役に立っていると感じます。「難しそう」と思っている固定観念は壊して、ぜひたくさんの企業を見てください。