賀茂地方森林組合は、広島県東広島市(黒瀬町、安芸津町を除く)と三原市大和町を管轄する森林組合です。市民・組合員様の森林保全活動のサポートや技術者育成のサポート、森林資源を活用した木質バイオマス事業などの森林に関する総合的な事業を展開しています。
賀茂地方森林組合は、10名の職員からなる組合です。少人数体制ながらも職員同士の結束力が強く、家族のような雰囲気があります。若手からベテランまで年齢層は幅広く、それぞれの社会経験もバラエティに富んでいるのが強みで、年輩の方が多い組合員(森林の持ち主様)との良好な関係を築くのにいかされています。当組合では、地域の活性化に力を入れており、ゆくゆくは組合を引っ張り、地域に貢献していけるような人材を求めています。若手ならではのフレッシュな感性や、学生時代のさまざまな経験で得た力を発揮できる環境です。地域の安全・安心を守り、自然環境の保護、地域の発展にチャレンジしてみませんか。
私たちは森林資源の有効活用を目指し、資源のリサイクルに力を注いでいます。2017年に里山の環境保全と最大限の資源活用を目的とした「賀茂バイオマスセンター」を設立しました。管轄する地域で出た森林資源(年間約2500~3000トン)をセンターに集め、チップやペレットに変えています。これらのチップはバイオマス発電の燃料として主に県内で利用しています。荒廃林の整備は里山の環境を守り、鳥獣被害対策にもつながります。また、今後はチップからシイタケの菌床や堆肥を作るプロジェクトも検討しており、さらなる資源の活用を目指しています。
賀茂地方森林組合は、広島県東広島市(黒瀬町、安芸津町を除く)と三原市大和町を管内とする森林組合です。広島県は県土面積の72%が森林であり、脆弱な地質である花崗岩が多く、造林事業や治山事業などの森林整備が重視されています。私たちは、山林・森林の維持管理をはじめとして、林業に関する総合的な事業を展開しています。森の管理や調査をする技術者や木を植えたり育てたり伐採したりする作業をおこなう技能職員の育成など、森の仕事のプロを徹底サポート。組合員が保有する森林の保全活動のサポートは、地域の安全・安心に寄与し、地域の活性化に貢献しています。
事業内容 | 森林整備 |
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設立 | 1970年3月 |
資本金 | 9,995万円 |
従業員数 | 10名(2018年10月時点) |
売上高 | 45,332万円(2018年実績) |
代表者 | 代表理事組合長 石 井 紘 |
事業所 | 広島県東広島市高屋町大字稲木2010番地の5 |