当社は、地元である宮城県加美郡において『小松牧場』を運営しています。1975年に設立し、5年後には“50年企業”になるため、将来を担う人材の育成には特に力を入れています。また機械の導入を積極的に行い、生産性の効率化を目指して成長を続けています。
当社は1975年に設立。牧場の経営を通して主に牛の飼育に力を注いでおり、近年では機械の導入を積極的に行うことで、生産体制の効率化を図り急成長しています。また、5年後には“50年企業”となるため、未来を見据えた人材の育成にも取り組んでいます。奥羽山脈の雄大な山並みを望む宮城県加美郡は、のどかな田園風景に囲まれた自然豊かな場所。そんな風景の中、小松牧場の牛舎では牛たちがのんびり暮らしています。牛たちに与える飼料にもこだわり、地元で栽培された牧草やブランド米など使用し、安心・安全な粗飼料(そしりょう)づくりを自社で行っています。近年では、牧草地にトウモロコシを植え、自家栽培の穀物飼料づくりも始めました。
当社は動物が好きな人、経営的観点を持ってる人を大歓迎しています。牛の飼育には根気と地道な作業が必要となり、特に牛たちに与える飼料は手間が掛かります。「牛用の“漬け物”」のようだと思ってください。トウモロコシやひとめぼれの稲わらは、刈り取った後に乳酸菌を入れて2カ月の間熟成発酵します。こうして酢酸発酵(さくさんはっこう)した飼料は、牛の胃の中でタンパク質や脂肪に変わるため、乳脂肪の高い濃厚な牛乳が生まれるのです。日々の業務を通して、牧場経営のノウハウはもちろん、良質な商品づくりを学ぶことができますので、将来的に後継者になる向上心のある方を採用したいと考えています。
「酪農の魅力を若い人に継承していきたい」というモットーを掲げ、入社時には牧場のお仕事が未経験の方でも、当社は万全の教育体制を用意して一人前に育てています。朝夕2回の飼料給餌、搾乳、 哺乳、除糞など、牧場を管理するお仕事に携わりながら、少しずつ牛の飼育に関わる知識を身に付けてもらいます。「縁あってこの牧場に生まれた牛たちだから、できるだけ幸せにしてあげたい」と語る牧場主は、牛たちに愛情を注ぐことはもちろん、働く社員も大切にしたいと願っています。そんな温かい雰囲気の中、社員たちは協力しながら愛情込めた飼育を行っているため、小松牧場から生まれた商品の数々は、地域の皆さまより高い評価を得ています。
事業内容 | 牧場の経営 |
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設立 | 1975年 |
資本金 | 300万円 |
従業員数 | 5名 |
売上高 | 1億6,850万円(平成30年度12月末実績) |
代表者 | 小松 克範 |
事業所 | 【本社(小松牧場)】
〒981-4141 宮城県加美郡色麻町王城寺字八原92 TEL:0229-65-2855 |
沿革 | 1975年 有限会社小松牧場 設立 |
ホームページ | http://www.natu-lino.jp/menu/interview02.html |