にかほ市

にかほ市は、秋田県の南西部に位置しています。南に臨む鳥海山（2,236ｍ）の山頂から海岸線までの直線距離はわずか16ｋｍ。世界的にも珍しい地形を持つ、風光明媚なまちです。松尾芭蕉が「奥の細道」で訪れた最北の地として知られているほか、天然記念物の「象潟（きさかた）」九十九島をはじめ、独特で美しい景観が広がっています。また、にかほ市は、日本人初の南極探検隊長・白瀬矗、世界的電子部品メーカーＴＤＫ創立者・齋藤憲三氏、木版画作家・池田修三氏らを輩出した地であり、“チャレンジ”と“ものづくり”の精神が息づいています。基幹産業の農業、日本海の漁業、ハイテク産業などの工業、観光産業がバランスよく共存するまちです。

にかほ市では、各種研修など職員の成長を支援する制度と、ワーク・ライフ・バランスを推進する制度を設けています。研修に関しては、まず職位ごとの基本研修が行われるほか、内部および外部講師による職場研修、業務に関連する機関等が主催する外部研修への派遣等々、豊富な学習機会を提供しています。また、新規採用職員に対しては、指導役の先輩職員が1年間にわたって寄り添い、職場の基本ルールから日常業務の進め方までアドバイスを行うブラザー・シスター制度を導入し、不安解消にもつなげています。さらに、それぞれの職員のスキルアップを支援するため、自己啓発を目的に参加する研修等への助成制度も充実させ「自学」を奨励しています。

まちづくりに関わり、地域の方々の暮らしを支える市役所の仕事は多岐にわたります。住民票や印鑑証明の登録・取得を受け付けたり、税金・保険の支払いや相談を行ったりする窓口業務は最も身近な仕事の一ですが、ほかにも、子育て・防災・教育といった日々の生活に直接関わるものから、上下水道などのインフラ整備、産業・観光振興、企業誘致、移住促進など、まちの基盤づくりや地域活性化に関するものもあります。こうした幅広い仕事をいくつも経験しながら、自分自身も成長していけるのが一般行政職の特徴です。「夢あるまち　豊かなまち　元気なまち　住みたいまち　にかほ」の実現に向け、今、みなさんの若い力と想像力を必要としています！