一般財団法人阪大微生物病研究会

BIKEN

業種	医薬品
本社	香川、大阪

インターンシップ・1day仕事体験の評価（80件～90件）

総合評価
4.33
評価が高い項目
事業内容の理解 4.46

研究開発部門　研究部　改良研究課
MM（31歳）

【出身】理学系研究科　生物科学専攻卒
【年収】非公開

これが私の仕事	新しいワクチンの研究開発を担当しています。新しいワクチンの開発のため、ワクチン候補の株の選定から、有効性・安全性を評価するための動物実験など多岐にわたる実験を行っています。実験手法自体は、大学で行っているものと似ている部分もありますが、最終的に人の体の中に入るものを作るため、安全性と有効性の確認には細心の注意を払っています。また、ワクチン開発から販売承認までは、とても時間がかかるため、開発のプロセス毎に開発している製剤が時代が求めるものであるかを見直す必要があります。一つの製剤の開発で10年かかる・・なんてことも珍しくありません。研究開発にあたっては複数のプロジェクトを兼務し社内外含めてしっかりとコミュニケーションをとり、協力しながら進めていきます。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	2年ほどかかり取得したデータを外部発表できた事。 2年ほどかかって取得した「おたふく風邪」に関わるデータが、外部発表された時は本当に嬉しかったです。プロジェクトのメイン担当を任され、将来的に企業の看板を背負って発表されるデータになる事は分かっていたので、データの準備には時間をかけました。自分ひとりで出せるデータ量には限界があるため、より多くのデータを出すには、色々な人との協力体制と段取りが必要です。その体制を築くために、実験をする以外にも多くの仕事をしました。、この経験から、チームでデータを出す仕事について多くの学びを得ましたし、その成果が外部発表という形で実り、外部からの貴重な意見を頂くこともできて、とても嬉しかったです。最近では色んなテーマを任せてもらえるようになり、チャレンジしがいのある製剤の開発に携わっていきたいですね。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	自分の専門を活かしつつ、公共性の高い仕事をするため、東京から香川へ！大学までは東京で過ごし、博士まで進み、生物学を専攻した自分が社会的にどんな役割を担えるかという事を真剣に考えた時に、それは「新薬の開発」だと思いました。大学に残り、研究に励む事も考えましたが、新しい製剤も使用してもらってこその社会貢献だと思ったので、企業へ就職する道を選択しました。製薬企業は数多くありますが、その中でもより公共性の高いワクチン事業に興味を持つようになり、長い歴史を持つ当会へ。人物重視で、伸びしろを見て採用してもらえたこと、社風が自分にあっていると感じたことも決め手になりました。今の研究開発部門は若手が主体の組織となっており、活躍できるチャンスが多分にあります。共同研究の機会も増えているので、若いうちから仕事を任されて成長したい、と思っている人には最高の環境だと思います。

これまでのキャリア	研究開発（現職・今年で４年目）

この仕事のポイント

	基礎研究
	ヒトの美容や健康を支える仕事
	多少のリスクにも果敢にチャレンジする精神が必要とされる仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	客観的に整理・分析する能力が身につく仕事
	何事にも粘り強さで勝負する人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

仕事は、日々の大半を占めるものですが、希望した仕事ができる時ばかりでもありません。そのため、仕事を続けていくモチベーションが維持できる環境であるか、一緒に働きたいと思える人がいるかどうかも、会社を選ぶ上で大切です。当会は、若手の意見に耳を傾けてくれますし、成長を後押ししてくれます。また、採用試験の際には、人間性をとても良く見てくれますので、飾らない正直な姿勢でご自身の良さを引き出してください。