業種 |
商社(インテリア)
その他製造/商社(金属)/非鉄金属/ブライダル・冠婚葬祭
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本社 |
富山
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私たち山口久乗は、主に神仏具および美術銅器の制作を手掛ける富山県高岡市の会社です。伝統工芸高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んなこの街で、ものづくりの技術と心を現代に継承し、人のあたたかさややさしさなど目に見えない「思い」を世の中にお届けしています。
澄みわたるおりんの音には、どこか人の心を穏やかにする響きがあります。当社ではその秘密を解明すべく、2005年にはじめて音の専門機関である日本音響研究所に分析を依頼。久乗おりんの音色は脳波中のアルファ波を増加させ、リラックス効果がある「1/fのゆらぎ」の定義に適っているという結果を得ることができました。それは波の音、小川のせせらぎ、滝の音、風にそよぐ木の葉の音、小鳥のさえずり、虫の声といった、自然界にあるさまざまな心地良い音と同じく、科学的実験で確認できるごく限られた音のゆらぎ。そんな久乗おりんの音色がもっと広く日常のさまざまなシーンに響いていくことを願いながら、日々ものづくりに勤しんでいます。
私たち山口久乗は、100年以上の歴史をもつ老舗の神仏具のファブレスメーカーです。私たちの地元富山県高岡市は、伝統工芸の高岡銅器に代表される鋳物の生産が盛んな街。古より脈々と培われてきた伝統の技と心を継承しつつ、現代のライフスタイルにマッチするデザイン性と機能性を兼ね備えたオリジナル神仏具の制作に取り組んでいます。中でもあたたかくやさしく、澄んだ音を奏でる「おりん」は当社の代表作。心地良いおりんの音色を仏さま用としてだけではなく、日々の暮らしの色々な場面に取り入れて欲しいという願いを込めて「久乗おりん」ブランドを展開し、神仏具の枠にとどまらない多彩なオリジナル製品を世に送り出しています。
富山県高岡市は、鋳物産業を主とする職人の街です。製品が完成にいたるまでの「鋳込む」「削る」「磨く」「着色する」「彫る」「組み立てる」といった一つひとつの工程が職人の手によっておこなわれ、誇り高きものづくりの魂が吹き込まれていきます。熟練の職人たちによる匠の技と繊細な美意識こそが、私たち山口久乗をかたちづくる礎です。そして本物の伝統は、その時代時代の空気としっかり融合してこそ、未来へと受け継がれていくものだと私たちは考えます。これからも先人たちが築き上げた伝統を守りつつ、時代の息吹と祈りの心をカタチにして、いつの時代も人々の心にそっと寄り添う高品質な製品を生み出していきたいと考えています。
事業内容 | ◆神仏具、美術銅器の制作卸
◆現代のライフスタイルにマッチしたデザイン性と機能性を兼ね備えた仏具の制作 ◆伝統的な仏具の制作 ◆調律したおりんを用いた商品の企画制作 ◆干支の音のおりん制作 ◆高岡のものづくりの伝統技術のスパイスを効かせたオリジナル商品の企画制作 |
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設立 | 1987年 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 14名(2019年4月時点) |
売上高 | 非公開 |
代表者 | 代表取締役社長 山口 敏雄 |
事業所 | 富山県高岡市内免2丁目8番50号 |
沿革 | 1907年 高岡市川原町にて、「山口久乗商店」として創業
1977年 高岡市内免に新社屋完成・移転 1987年 法人化、「株式会社山口久乗」となる 2005年 久乗おりんのメロディがJR高岡駅発車音に採用 2008年 久乗おりんの音色が高岡市立小中学校のチャイム音に採用(当初は3校) 2010年 優凜シリーズが第70回東京インターナショナルギフトショーにて アクティブデザイン&クラフトアワード大賞受賞 2011年 久乗おりんのメロディが高岡市役所の電話保留音に採用 富山プロダクツ認定 富山県発注トライアル商品認定 明日の富山ブランド認定 2015年 久乗おりんのメロディが北陸新幹線・新高岡駅発車音に採用 本社事務所に久乗おりんショールーム完成 THE WONDER500(経産省認定)に久乗おりんの「どありん」が選ばれる 2016年 久乗おりん4品目が台湾ゴールデンピンアワード受賞 2017年 創業110周年記念コンサート(メセナ事業) 2018年 道の駅「雨晴」に久乗おりんのモニュメント「りん鐘」寄贈 第一回おりん・音風景エッセイ大賞企画 選者 瀬戸内寂聴氏 他 2019年 東大寺大仏殿 奉納演奏「現代散楽」 アストロリンが第88回東京インターナショナルギフトショーにて LIFE×DESIGNアワード「ベスト匠の技賞」受賞 アストロリンが全国伝統的工芸品公募展にて「日本伝統工芸士会会長賞」受賞 |
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