業種 |
医薬品
医療機器
|
---|---|
本社 |
兵庫
|
1975年の創業以来、JCRファーマは希少疾患・難病領域をターゲットとし、
バイオ医薬品や再生医療等製品の研究開発を行ってきました。
未だ治療薬の無い患者さんへ、人生を変える画期的な新薬を届けるため...
「アンメット・メディカルニーズ(いまだ満たされていない医療ニーズ)」に応えるため...
社員一同使命感を持って、新薬の研究開発に挑戦しています。
これまで私たちは希少疾病や難病など「まだ満たされていない医療ニーズ」であるアンメット・メディカルニーズに取り組み、多くの成果を上げてきました。例えばライソゾーム病という「体の細胞内でいらなくなったものを分解してくれる酵素」がうまく働かず様々な症状を起こす難病。欠けている酵素の種類によって様々な病名に派生し打つ手も異なるのですが、大手製薬会社では「患者の数が少なすぎ採算が取れない…」と手つかずだったのです。ですが規模が大きすぎない私達ならスピード感をもって向き合える。遺伝子組み換えや細胞増殖、再生医療などの技術を武器に闘える…。そんなスタンスで他社がやらない分野に先駆けて挑んできたのです。
脳には血液中の有害な物質を脳内に入らないようにする「血液脳関門」という機能があります。そのため、たとえ「この薬剤を届ければ治せるのに…」という候補化合物が生み出せても、中枢神経に薬剤を届けることができず、実用化できないというジレンマが私たち研究者の中にはあったのです。そんな中入社3年目の社員がライソゾーム病の患者さんとそのご家族の苦しみに触れ、「どうしても救いたい!」と研究をはじめ、多くの仲間のアイデアを結集してできあがったのが「J-Brain Cargo」です。これは脳関門を通過させ、中枢神経に薬剤を届けることができる画期的な技術。様々な中枢神経系の疾患にも応用できると世界中から注目されています。
上記の「J-Brain Cargo」が生まれた背景には、研究所の「自分の仕事をした上であれば、あとの時間を自由に使ってよい」という風土があります。ディスカッションも活発で、グループを越え、それぞれの専門性を生かしたメンバーが集まり独自に生みだした成果がここにはたくさんあります。もちろん先輩のサポートはありますが、入社後間もない頃から申請に係わる重要な実験担当したり、社外へのプレゼンや学会などに積極的に参加することもあります。また定期的に希少疾病や難病に苦しむ方を社内に招いて、患者さんの声を聴ける場も用意。使命感を燃え上がらせた社員たちのあきらめない情熱が、新たな挑戦と数々の成果にも結びついているのです。
事業内容 | 医薬品、再生医療等製品およびその原料の製造、売買ならびに輸出入
医療用機器および実験用機器の売買ならびに輸出入 |
---|---|
設立 | 1975(昭和50)年9月13日 |
資本金 | 90億6,186万円 |
従業員数 | 540名(2018年3月31日現在) |
売上高 | 205億94百万円(2018年3月実績) |
代表者 | 芦田 信 |
事業所 | 【本社】
兵庫県芦屋市 【営業本部・開発本部・信頼性保証本部・経営企画本部】 兵庫県芦屋市 【東京事務所】 東京都港区 【研究所・神戸工場・室谷工場・神戸原薬工場・西神工場】 兵庫県神戸市西区 |
関連会社 | (株)ファミリーヘルスレンタル・(株)クロマテック・(株)JCRエンジニアリング・JCR INTERNATIONAL SA・JCR USA, Inc. |
沿革 | 1975年09月 日本ケミカルリサーチ株式会社設立
1975年10月 御影工場(神戸市東灘区)を開設 2003年08月 米国オサイリス・セラピューティクス社とヒト間葉系幹細胞の利用および製造について技術提携契約を締結 2005年04月 治験薬製造センター(現 室谷工場:神戸市西区)を開設 2008年04月 室谷工場(神戸市西区)を開設 2009年07月 グロウジェクトの効能追加(成人成長ホルモン分泌不全症)取得 2010年01月 腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS注JCR」製造販売承認取得 2011年03月 東京証券取引所市場第二部上場 2012年08月 グロウジェクトの効能追加(骨端線閉鎖を伴わないSGA性低身長症)取得 2013年05月 神戸原薬工場(神戸市西区)を開設 2013年11月 東京証券取引所市場第一部上場 2014年01月 JCRファーマ株式会社に商号変更 2015年09月 日本初の他家由来 再生医療等製品「テムセルHS注」製造販売承認取得 2016年04月 治験薬製造センターおよびセルプロセッシングセンター(神戸市西区)を開設 2016年08月 遺伝子組換えヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」液状製剤の製造販売承認取得 2017年09月 メディパルホールディングスと業務資本提携契約を締結 2018年09月 ファブリー病治療酵素製剤「アガルシダーゼ ベータBS点滴静注『JCR』」製造販売承認取得 |
新型コロナウイルス感染症への対応 | 4月以降の本選考において、Web面接への切り替え等、対応を検討中です。 |