現場の最前線は「海」。アジ、サバを始めとする多種多様な魚種において国内トップクラスの水揚げ量を誇る境港を拠点に、日本の水産業界・食料産業を支えています。保有する最新鋭の船舶・設備と培ったノウハウを活かし、新鮮な魚の安定供給を図るほか、ニッスイグループの一員として新規蓄養事業を展開。また、自社船の保全・修繕を主に、年間延べ250隻を超える船舶の船用機関や漁撈機械・陸用機関の整備・修理を行っています。
弊社はニッスイ(日本水産株式会社)グループの企業です。創立70周年以上の歴史を持ち、漁船17隻を有し、近海まき網、海外まき網、底曳き網漁業などの漁撈事業を中心に、活魚運搬や船舶修理などをグループで営んでいます。漁獲した魚をスムーズに水揚げし、鮮度の高い魚を食卓に届けることがミッション。水揚げを行うのは境港だけではなく、全国の市場。そのため漁業に関わる人たちと接する機会は多いのが特徴。市場の方、漁船に乗っている先輩など社内外を問わず様々な方とやり取りがあります。「今回も入港ありがとうございます!」 と市場の方に言っていただくこともしばしば。人とのやり取りが面白い。
共和水産は1947年の創業以来永きに亘って日本はもとより広く世界の海で水産事業を営んで参りました。 現在は近海まき網事業、海外まき網事業、底引き網事業、船舶修理業、養殖器機事業を営んでいます。日水グループの一員として企業活動しており企業理念を『海洋環境保全に配慮した持続可能な漁業を通じて人々に水産資源を安定的に供給しその豊かな食生活を支え、明るい未来に貢献する』と規定しました。自然の恵みを受けて仕事をしている私たちは今後も水産資源の持続的利用と環境の保全に配慮しつつ人々の未来に貢献して参ります。
事業内容 | ◆近海まき網漁業
国内屈指の漁港を拠点に全国トップクラスの水揚量を誇る近海まき網漁業 ◆海外まき網漁業 広く大洋を駆け巡り日本の鰹節文化を支え続ける海外まき網船 ◆底曳網漁業 境港から全国へ 水産業界・食料産業の一翼を担っています ◆船舶修理業 船舶の故障・修理を365日24時間体制でバックアップ ……………………………………………………………………………………… 【限りある海洋資源の保全にも貢献】 鮮魚・活魚の確保から運搬、出荷、コスト分析まで手掛ける 共和グループの総合力を駆使し、市場の需要と供給のバランスを 的確に見定めています。 最新鋭の運搬船による養殖場や海上生け簀への出荷により 供給過多を防ぎ、新鮮な魚の安定供給につとめています。 【新たな価値の創造に取り組む】 魚市場と協力して活魚を水揚げと同時に活け締めをして出荷する 高鮮度出荷も行っています。 また、ニッスイグループの強みを活かし、地元境港で銀鮭の養殖を手掛ける グループ企業と提携。銀鮭の出荷が終わる時期を利用し行われる ブリ・サバ類の新規蓄養事業を展開しています。 |
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設立 | 1947年(昭和22年)本社・大阪
※1952年(昭和27年)に本社を境港に移転 |
資本金 | 9500万円 |
従業員数 | 210名 |
売上高 | 130億円(2016年3月期・グループ連結) |
代表者 | 代表取締役社長 執行役員 岩田祐二 |
事業所 | 鳥取県境港市栄町65
◇米子鬼太郎空港から車で約15分 ◇境港駅から徒歩約6分 |
グループ企業 | ◆当社は国内外での養殖事業に注力する
ニッスイグループの一員として 養殖事業高度化の一翼を担っています。 <当社グループ企業> 東海漁業株式会社 共和産業株式会社 ※東海漁業株式会社が保有する「第八十八光洋丸」が、 公益社団法人日本船舶海洋工学会主催の 「シップ・オブ・ザ・イヤー2015」の「漁船・作業船部門賞」を受賞。 第八十八光洋丸……省エネ・省人・省力型の改革型漁船として 高い収益性を実証するために投入された 760トン級の新時代を切り拓くモデル漁船。 国が推進する「漁業構造改革総合対策事業」の 「もうかる漁業プロジェクト」に参画中です。 |
沿革 | 昭和22年
共和水産株式会社設立(本社・大阪) 昭和27年 本社を境港に移転 昭和33年 海運部門に進出 昭和42年 東海漁業株式会社設立(漁業部門) 昭和44年 共和冷蔵株式会社設立(加工・流通部門) 昭和47年 共和産業株式会社設立(販売部門) 昭和52年 共和造機株式会社設立( 造機・船舶修理部門) 昭和56年 海外旋網漁業着業 平成18年 共和水産株式会社再生計画 平成19年 共和造機株式会社吸収合併(グループ3社体制) 平成20年 再生完了、日水連結子会社となる |
グループ理念 | わたしたち共和グループは、
地球規模に水産業を展開する グローバル企業ニッスイグループの一員として、 国民の食糧を守るという目標を持ち、 水産資源の安定供給を図ってまいります。 美しく尊い母のなる海の資源確保を通して、 人々の豊かな未来を拓いていきます。 |
CSR活動 | ◆地域社会との共生を目指し、
グループ全体で取り組んでいる活動 自発的な社会貢献活動の実践として 境港地域のイベントや祭、清掃活動に積極的に参加し、 地元の皆さまと一緒に、地域を元気に盛り上げています。 また、日本の将来を担う子どもたちや 青少年の育成を目的とした取り組みとして、 漁船海難遺児育英会や境港うなばら水産奨学会に対し、 毎年寄付活動を行っております。 |