1979年設立の西日本魚市株式会社は、アジ・サバの全国有数の水揚げ基地である長崎県松浦市の地方卸売市場「松浦魚市場」で卸売をおこなっている会社です。産地電子情報ネットワークの構築や安全・安心を重視した高度衛生管理システム(海水を紫外線殺菌装置やオゾン殺菌装置で処理するなど)を全国に先駆け取り組みながら、長崎の美味しい魚を全国の皆さまへお届けしています。
私たちは松浦市地方卸売市場松浦魚市場の卸売人として1979年に開業して以来「生産者自らによる流通改革への挑戦」を経営理念に掲げ、産地魚市場として地域とともに成長を続けてきました。日曜・祝祭日の開場をはじめ流通コストの削減、魚体自動選別機、フィッシュポンプなどの設備整備といった改革を積極的にすすめ、開場当初の年間水揚目標6万トンを1982年に達成。1994年度には過去最高の13万トンの水揚高を記録しました。漁場から食卓まで安全と品質を意識した出荷体制を目指し、アジ・サバなどの青物の他、近海物、特殊物、加工原料、養殖物などの高品質かつ安定供給へ向けて、社員一同が情熱を持って取り組んでいます。
西日本魚市株式会社で働く人々は「松浦で水揚げされる魚を安心して美味しく食べていただきたい」という気持ちで仕事に取り組んでいます。勤務時間は3:00~11:45(詳細は面談にてご説明します)と早いですが、家族手当や年2~3回(期末手当は業績による)の賞与もあり充実しています。私たちは産地市場高度情報化や衛生化などの先進的な取り組みを積極的におこない、業界をリードするモデルとなるような存在です。2021年3月には衛生面と労働環境を考慮した完全密封型の魚市場として生まれ変わる予定もあります。地域の基幹産業として、長崎の地から全国へ広がるような仕事にチャレンジしたい方にはとてもやりがいがある職場です。
西日本魚市株式会社の開発事業部では天然物・養殖物活魚や・養殖用餌飼料・加工用原魚などを取り扱っており、営業部1課は旋網物(青物)、2課は近海物、特殊物をメインとしています。私たちはお客さまのニーズにきめ細かく対応するため、入船依頼から水揚・選別の指揮監督、セリ・入札による販売、取引情報の入力・管理など、松浦魚市場でのセリ売りを中心とした卸売に関連する業務、および養殖魚の生産管理・仕入・販売などを担っています。また、全国各地でシーフードショーや旬の食材キャンペーンなどに出展。松浦の美味しい魚をより多くの皆さまに知っていただけるよう努めています。
事業内容 | 「松浦魚市場」における卸売事業 |
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設立 | 1979年6月
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資本金 | 9,110万円 |
従業員数 | 社員56名 パート95名(2020年4月時点) |
売上高 | 117億円(2019年度) |
代表者 | 代表取締役社長 吉田 光也 |
事業所 | 長崎県松浦市調川町下免695 (松浦魚市場内) |