◆独自製品で暮らしを支える、長野県の無機材料メーカー。
長野県では数少ない化学メーカーとして、
大企業にも開発・製造が難しい特殊製品にこだわり、
浄水剤などの「アルミニウム化合物」によるさまざまな素材を開発・製造。
環境や健康、食など、産業と暮らしを陰で支えています。
最近では消費者が直接手にすることが出来る化粧品、
砥石・研磨ツールといった先端加工技術に役立つ製品も
創り出しています。
飲み水や排水の処理に欠かせない浄水剤として使われる「ポリ塩化アルミニウム」や「硫酸アルミニウム」は、上下水道や工業用水、産業排水などに使用される、当社の主力製品です。食品添加物として広く使われている「ミョウバン」は、国内最大手。私たちは社会生活の向上・発展に不可欠な製品づくりを通じて、社会に貢献できる企業となることを目指しております。設立後、早い時期から研究所を有し、特殊な製品も創り出せるのが特徴。素材メーカーのため社名はほとんど表に出ませんが、最近では化粧水「天使の美肌水」のように身近な製品も世に送り出し、好評を得ています。
当社の社員に最も求められる資質は、ありきたりの言葉ですが、コミュニケーション力です。素材メーカーである当社では、お客様の声に応える製品を開発するため、営業と研究開発が綿密に打合せをし、研究開発と生産技術が密な連携を取って実現します。ときには試作段階から量産がスタートするまで、研究開発と生産技術が現場で一緒に工程をつくりあげます。このように、その製品開発に携わるチームの全員が強いタッグを組んで、しっかりとコミュニケーションを取りながら仕事を進めることが欠かせないのです。研究開発から生産技術への異動もあり、「開発を知る生産技術スタッフ」の存在は、より高品質な製品づくりにつながっています。
大学や研究機関、異業種企業との共同研究も含めた研究開発により、新素材の創出に果敢に挑み、特許技術の数々を有する当社。一方、当社が1946年の設立以来生産を続けている「硫酸アルミニウム」も、長い歴史の中で用途開発を続け、現代の環境事情に関わる土壌改良市場での使用に至っています。営業と研究・工場が一体となった製品作りで社会に貢献できていることに誇りを感じております。今後も自社の持つ開発力・技術力を生かしたアルミニウム化合物の可能性を追求していきます。
事業内容 | 浄水剤「ポリ塩化アルミニウム」他アルミニウム化合物を中心とした無機化学工業薬品・ファインセラミックス製品用高純度アルミナ紛体・先端加工工具用研磨剤関連製品等の開発・製造・販売
及び化粧品(天使の美肌水シリーズ)の開発・製造・販売 |
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主な製品と用途 | ■ポリ塩化アルミニウム(商品名:タイパック)、硫酸アルミニウム
上下水道・産業排水などの浄水剤として使用されています。 ■カリミョウバン、アンモニウムミョウバン ベーキングパウダーやナスの色止め剤などの食品添加物、医薬品・制汗剤・消臭剤などとして利用されます。 ■高塩基性ポリ塩化アルミニウム(商品名:アルファイン) セラミックス・医薬品・化粧品などの原料、制汗剤に利用されます。 ■高純度アルミナ(商品名:タイミクロン) ファインセラミックスの原料です。 ■アルミナ長繊維 耐熱防火クロス・テープ他 ■化粧水「天使の美肌水」 水・グリセリン・尿素というシンプルな原料の無添加全身スキンケア化粧水。高品質・低価格が支持され、全国の小売店やインターネット販売で人気です。 |
設立 | 1946(昭和21)年8月30日
■今から70年近く前の1946(昭和21)年、長野県伊那谷の郷土資源開発として、この地域に産出する白土を原料として、水道浄水剤や製紙サイズ用薬剤(水・インクのにじみを防ぐ薬品)に用いられる硫酸アルミニウムをはじめとする無機薬品の製造を開始したのが、当社の始まりです。 以来、素材メーカーではありながら、当社の製品を使う「人」の役に立つことをつねに見据え、製品を送り出しています。 |
資本金 | 9000万円 |
従業員数 | 218名(パート含む) |
売上高 | 78億円(2015年9月期実績)
84億円(2016年9月期実績) 87億円(2017年9月期実績) 103億円(2018年9月期実績) 110億円(2019年9月期実績) |
代表者 | 代表取締役社長 勝岡 求仁 |
事業所 | ■本社/長野県上伊那郡南箕輪村3685-2
■営業本部/東京都中央区銀座1-3-9マルイト銀座ビル9F ■研究技術部/長野県上伊那郡南箕輪村4150 ■本社工場/長野県上伊那郡南箕輪村3685-2 ■北殿工場/長野県上伊那郡南箕輪村3746 ■東川原工場/長野県上伊那郡南箕輪村4062-5 ■東京工場/東京都東村山市秋津町2-27-5 ■東北工場/宮城県宮城郡七ヶ浜町東宮浜笠岩16-14 ■コスメ事業部/長野県上伊那郡南箕輪村3685-2 |
沿革 | ■1946年8月 合資会社大明化学工業所を設立、硫酸アルミニウム製造開始
■1948年9月 株式会社に改組 硫酸アルミニウム工場増設 アンモニウムミョウバンとアルミナホワイト工場新設 ■1950年4月 技術向上と新製品の研究開発のため研究所を新設 ■1954年9月 コーテッドアルミナホワイトの開発と無機白色顔料設備を新設 ■1963年10月 合成宝石用高純度アンモニウムミョウバンとセラミックス用高純度アルミナの設備を新設、液体硫酸アルミニウムの設備を完備し生産開始 ■1966年9月 新浄水剤ポリ塩化アルミニウム(PAC:特許品)の企業化に成功し、 本社工場で生産開始 ■1968年4月 東村山市に東京工場を建設 ■1974年1月 本社新社屋を建設 ■1975年9月 新研究所を建設 ■1979年11月 北殿工場を建設 ■1981年9月 新技術開発事業団より委託開発を受け、高純度アルミナ工場を建設 ■1983年7月 委託開発の高純度易焼結成アルミナ粉体(ファインセラミックス原料)の新技術開発に成功、本格的生産を開始 ■1984年7月 高分子凝集剤タイポリマーを商品化 ■1993年8月 第二研究所を建設、アルミナ繊維加工用織機を導入 ■1998年8月 重金属固定剤タイキレートの事業開始 ■2000年3月 ISO9001全社一括取得(平成15年3月に2000年版に移行) ■2001年8月 ISO14001東京工場認証取得 東川原工場を建設 ■2007年8月 東川原工場を増設 ■2012年6月 エコアクション21全社取得 ■2014年3月 本社新社屋を建設 ■2016年6月 東北工場を新設 ■2016年9月 北殿第2工場を新設 ■2017年9月 本社工場製品発送倉庫を新設 ■2018年12月 北殿第3工場新設 |
【新型コロナウイルス感染症への対応】 | ・予定どおり自社にて説明会を実施します。来社に不安のある方は、日程相談用へ予約の程よろしくお願いします。
・説明会会場でマスクを配布します。(数に限りがございます。) ・アルコール消毒薬を用意します。 |
【WEB開催】 | Web説明会を開催予定です。リクナビ上の「説明会・面接画面」からご予約頂いた方に視聴URLをご案内しています。 |