これが私の仕事 |
臨床試験に用いられる医用画像の品質管理やシステム構築をしています。 臨床試験や臨床研究では、薬剤の有効性と安全性などを客観的に評価しなくてはなりません。そのため、画像解析事業部では、医師がスムーズに読影できるようサポートやシステムの構築を行います。試験規模が大きさに比例して、多くの施設から医用画像を取得しますが、各施設、画像の撮像方法や条件が異なるため、画質等の品質管理も行っており、時には品質に問題のある画像が提出されるので、そうした場合はクライアントと密に話し合い、解決策や作業スケジュールなどを調整します。その他に業務上同じ課題を持った者同士を集め、ワーキンググループを結成し、課題の改善案や業務効率を高めるツール等を作成しています。現在は医用画像の品質に関するデータベースを構築しており、そのデータを抽出集計することで、業務上の改善できる箇所を調べています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
解析手法を確立し、読影会がスムーズに行えたことです。 信頼性の高い結果を出すには、読影する先生に手間を取らせないように、如何にスムーズに結果を下せるかがポイントとなります。私は修正のない解析結果を提示できるような解析方法を確立するため、先輩のアドバイスを頂きながら試験に関連する解析手法の論文を調査しました。社内で所持している解析用ソフトによる検証を何度も行った結果、ようやく解析手法を確立することができました。その甲斐あって、読影会は解析結果への修正はなく、スムーズに行えました。社内でもその成果が認められ、今まで頑張ってきてよかったと思いました。最近では、医用画像を用いてどのような解析ができるかなどの問い合わせに対して提案やコンサルティングなども行っております。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
大学で学んだこと生かせる&違う分野への興味。 大学では生命科学を専攻していたこともあり、医療業界を中心に就職活動をしていました。そんな時、医療業界で働く社会人と話す機会があり、なんとなく興味で行っていた企業選びも、徐々に絞れていきました。企業選びに必要なのは、絶対譲れない自分なりのポイントだと思います。私の場合、「大学の研究室で学んだ解析スキルが生かせ、管理するシステム作りができる」、この基準で会社を探しました。マイクロンの会社説明に参加し、医用画像が臨床試験の評価をする際に重要になっていることを初めて知りました。また多くの試験に携わることができ、且つグローバル試験を行っていることから入社することを決めました。入社した当初は、学ばなくていけないことが多くあり大変でしたが、学生時代に比べ、関心のある分野が広がっていることを感じます。 |
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これまでのキャリア |
現職:画像モニター職(画像解析事業部・今年で6年目) |