業種 |
医薬品
医療機器/化学/その他製造/医療関連・医療機関
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本社 |
東京
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ノボ ノルディスク社は、デンマークに本社を置き、95 年以上にわたり糖尿病治療薬の革新的な開発を通じ糖尿病ケアをリードしてきました。
糖尿病の克服を目指して培ってきた経験や能力は、肥満、血友病、成長障害といったその他の重篤な慢性疾患の領域にも活かされています。
日本法人であるノボ ノルディスク ファーマ株式会社は1980年に設立され、インスリン製剤では国内トップシェアを誇ります。
ノボ ノルディスクは、デンマークに本社を置く北欧発の世界的な製薬メーカーです。 経営戦略として”No.1”or”Only one”となれる得意分野に活躍の舞台を絞り込み、経営資源を投資することで圧倒的な差別化を図り、高い収益率を実現。他社に先駆けて革新的な新薬を生み出しています。90年以上にわたって蓄積した世界最高水準の技術開発力と決して妥協を許さないクオリティの追及により糖尿病領域(インスリン)、ホルモン補充療法 (成長ホルモン) 、血友病領域(バイパス製剤)において製品シェア世界No.1。現在では世界75か国に事業所を展開。180か国で製品が販売され、世界中の患者さんのために、さらなる高みを目指して成長を続けています。
糖尿病ケアの先頭を走る企業として、製品シェア世界No.1に裏付けられた「財務の健全性」のみならず、「環境に対する健全性」、そして「社会的責任の遂行」という3つのバランスを大切にしています。その結果、2012年のダボス世界経済会議で、世界の持続可能な企業100社ランキング第一位に選出されました。現在、日本ではインスリンシェア50%以上。一方、世界というフィールドでは90年以上の長い歴史があり、全種類のインスリンを保有する唯一の製薬会社として、世界5大陸でシェアNo.1。11年連続で2桁成長を遂げています。研究開発費は約1800億円。高い収益を研究開発に投資することで、より良い医療を実現するサイクルを回しています。
ノボ ノルディスクの強みの源泉は、人材の力の結集によって生まれます。当社には、優秀な人材を惹きつけ、成長を促す制度と文化が根付いています。専門知識取得の研修のみならず、一人ひとりの資質や可能性を伸ばすキャリアパスと人材育成制度、結果のみならずプロセスを重視した評価と適切な報酬、社員の持続可能なキャリアを後押しするワークライフバランス。しかしながら、私たちは、制度や文化だけでなく、社員自身が自らの成長やキャリアにオーナーシップを持つことが重要だと考えています。個人の成長へのチャレンジと会社のサポートの両輪で、さらなる飛躍を目指します。
設立 | 1980年6月 |
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資本金 | 21億400万円 |
代表者 | 代表取締役社長 オーレ ムルスコウ ベック |
株主 | ノボノルディスク・リージョン・ジャパン &コリアA/S 100% |
事業内容 | 医療用医薬品、医療用具の輸入、製造、販売 |
売上高(薬価ベース) | ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
2017年/916億円 |
事業所 | <本社>東京
<営業拠点>札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡、その他(全国54ケ所) <工場>福島県郡山市 |
グループ会社について | 世界75 カ国に約42,700人(2018年4月現在)
約179カ国での製品販売 生産拠点7カ国 |
従業員数 | 1078名(2018年1月現在) |
主要製品 | インスリン製剤、ヒト成長ホルモン製剤、血液凝固因子製剤、ヒトGLP-1アナログ製剤、ペン型注入器、注射針 |
ノボ ノルディスク ウェイ | ノボ ノルディスク ウェイは私たちのあり方を示す指針です。
1923年、デンマーク人の創立者たちが糖尿病の変革を推進するための旅を始めました。ノボ ノルディスクには現在、世界中に数千人もの社員がおり、情熱とスキルと決意をもって、糖尿病やその他の深刻な慢性疾患を克服するための変革を推進しています。 ・私たちは、事業を行う全ての疾患領域をリードすることを目指しています。 ・私たちは、革新的なバイオ医薬品を創出し、世界中の患者さんに届けることに貢献します。 ・私たちは、事業を成長させ競合他社より優れた業績を上げることで、患者さんがより良い生活を送ることを助け、株主に魅力的な収益で報い、コミュニティに貢献することができます。 ・ノボ ノルディスクの経営理念は、財務、社会、環境への配慮のバランスをとるというもので、私たちはそれを「トリプルボトムライン」と呼んでいます。 ・私たちはオープンかつ正直であり、意欲的で責任を持った行動をとり、すべての人々を尊重します。 ・ノボ ノルディスクは、社員に自己の潜在能力を発揮させる機会を提供します。 ・私たちは、クオリティと企業倫理について決して妥協しません。 私たちは毎日、患者さんのため、社員のため、株主のために長期的に何が最善なのか常に念頭に置きながら、難しい選択をしなければなりません。 それが私たちのあり方、ノボ ノルディスク ウェイです。 |
持続可能な経営を実現する経営原則 | ノボ ノルディスクは、トリプルボトムラインという経営原則のもと事業遂行に責任を持っております。
トリプルボトムラインは、患者さんを中心に位置づけ、環境・社会・財務の3つの側面でバランスのとれた意思決定を行うことで、社会及び環境に対しても長期的な価値を創出しながら、長期的なビジネスの発展を目指す考え方です。 ノボ ノルディスクにとって、価値とは金銭的利益を超えたものであると考えています。長期的な視点に立ち、有形・無形の良い影響を最大化するとともに、リスクやコストなど事業活動に関連するマイナスの影響を最小化することによって、持続可能な経営を実現することができると考えています。 また、この経営原則に基づき、事業戦略に社会の優先課題を組み込んでいくことで、グローバルな課題への対応を進めています。これらの取り組みを通じて、共通価値を創造し、国連の持続可能な開発目標の達成を支援することも目指しています。 |
社会への貢献活動 | 私たちの医薬品の領域である糖尿病をはじめとした慢性疾患は、現在の医薬品では完治させることはできません。
そのため、患者さんが病気と向き合うための様々な課題が存在し、その解決には医薬品の研究開発や提供を超えた活動が必要です。 ノボ ノルディスク ファーマでは、日本における糖尿病の課題に目を向けた取り組みを継続的に実施しています。 歩いて学ぶ糖尿病ウォークラリー 糖尿病とともに健康的に暮らすことの重要性について広めるため、各都道府県でウォークラリーを糖尿病患者さんやそのご家族を対象に25年以上開催しています。 チーム ノボ ノルディスク 全員が1型糖尿病の選手からなるプロサイクリングチーム、チーム ノボ ノルディスクのスポンサーを行い、 糖尿病であっても自分の夢を実現できることを紹介し、日本の1型糖尿病の子どもたちを勇気づける活動を実施しています。 Cities Changing Diabetes 都市に蔓延する糖尿病リスクの課題に対処するグローバルプロジェクトで、全世界15都市と糖尿病対策の事業連携を締結し、民官学の連携による新しいかたちの糖尿病対策に力を入れています。 日本でも2018年2月に福島県郡山市と糖尿病事業における包括連携協定を締結しました。 インスリンアクセスコミットメント 低所得国に低価格でインスリンを提供するグローバルの活動です。 ノボ ノルディスクは、国連が定める後発開発途上国において、先進国におけるヒトインスリン価格の20%を超えない価格を保証して、ヒトインスリンを供給しています。 |