村田機械株式会社

繊維機械から出発し、物流システム、クリーン搬送システム、工作機械、デジタル複合機・通信機器と、【モノづくり】というフィールドで次々と事業領域を広げてきました。当社が提供する『産業機械』のお客様は当社の製品を基にビジネスを行うプロ。【BtoB】ならではの『難しさ』、『やりがい』があります。また、【海外】進出にも積極的で、海外売上比率は毎年60％程度で推移しています。そして何より【技術革新】。例えば繊維機械の『エアーで結び目なく糸を繋ぐ』技術。肌触りのいい衣服が今では当たり前ですが、その変革は実は当社が『第一人者』。常に世の中の技術革新を引っ張り、世の中の産業を支えていくモノづくりのプロであり続けます。

異なる5分野で事業展開する村田機械を支えているのは3,700名の社員。事業規模に比べると社員数は少ないと言えます。そんな当社では、一人一人の守備範囲の広さとそれを活用する知恵が求められます。なぜなら、イノベーションとは既存のものを新しい視点で掛け合わせることで生まれ、仕事の細分化はそれを妨げると考えているからです。写真のロボットも開発当初は5名。それぞれが広く守備範囲を持つことで、本当に必要な性能を持つロボットを生み出しました。大変な面もありますが、専門に縛られず幅広くモノづくりをしたい、幅広い知識・経験を積んでいきたいという方には大きな活躍のチャンスがあります。

製品作りにおいて私たちが大事にしているのは、実際使っていただくお客様の声をしっかり「聴く」こと。たとえ海外であってもそれは変わりません。今やビジネスの舞台はアメリカ、ヨーロッパだけでなく、中国、インド、パキスタン、ブラジルなど、村田機械のお客様は実に80カ国以上に上ります。そして、その土地の環境、文化、情勢によって作る機械や営業方法は異なります。だからこそ、営業のみならず設計者など技術者も現場へ足を運ぶのです。