みなさん こんにちは。
ソリッドコミュニケーション株式会社 採用担当の臼杵(ウスキ)です。
前回に引き続き、当社で活躍する社員をご紹介させていただきます。
彼女はもともと、教員を志望していたところ、その道をあきらめ、
当社でエンジニアとして入社することとなりました。
もともと目標にしていた業界・職種を色々な理由で軌道修正しなければ
ならなくなった方も、この時期には多いと思います。
当社を知っていただくことはもちろんですが、
そうではなく、別の道を模索している方にも参考になれば幸いです。
中学・高校と一貫教育でお世話になった母校に恩返しがしたい。
そんな気持ちから、私は教員を志していました。
母校で後輩の生徒たちを教えることで母校に恩返しがしたかったんです。
大学4年生の5月には母校を訪れ、3週間の教育実習にも参加できました。
しかし、この教育実習を期に、進路に対して大きく舵を切らなければならなくなったんです。
現場では教育に向き合えば向き合うほど、様々な疑問が生まれてきます。
「座学ばかりの授業に偏っている現実」
「子供たちともっと接するための授業や時間が必要」
「教員の16時間拘束=8時間残業」などなど。
教育実習を終えて大学に戻った私は感じたことを思いのままに先生にぶつけました。
その結果、先生とケンカになってしまい、単位をもらえなかったんです。
単位がもらえない=教員免許が取得できない。
それに、教育実習に参加した際、
母校では私の専攻する「物理」の教員枠が空いていないことがわかりました。
この時点で私は教員への途をあきらめることにしました。
海外旅行が好きでしたし、海外を歩きながら好きなことをして生きていこう。
その時はそう思いました。
そして自分の目指す生き方と、それは少しずれていることに、やがて気が付きました。
私の目指す生き方とは、「女性として、自分の好きなことをしながら、男性に劣ることなく生きる」。
そんな生き方です
(ある著名な女性ロック・アーティストは私の憧れであり、そんな生き方の象徴です)。
そう考えると、キャリアにしても、お金にしても、
フリーターで過ごす期間は大きなロスであることに気が付きました。そこで就活に戻ったんです。
大学では宇宙物理学を専攻。
相対性理論をもとにブラックホールの近くで物体がどのような軌道を描くか、
という研究をしていました。
この研究で、ブラックホールの吸い込む力と最初に物体に掛かっている力を
C言語で計算してグラフを描いていたんです。
プログラミングへの興味がその経験から湧いてきました。
しかし、この時点で4年生の1月。私の就活リスタートは、4年生の1月最後の週に始まりました。
次回はそんな彼女がどのような経緯で、当社に入社することになったか、
について語っていただきます!