株式会社植松商会

インターネットを通した注文、販売がメインという営業スタイルも珍しくありませんが、当社ではあえて昔ながらの“顔を合わせる”営業スタイルを大切にしています。直接企業の工場の現場に伺うことで顧客のニーズを把握したり、横たわる問題点をすくい取ることで、お客様の事情に合った最適な機械の導入や、メンテナンスなどの改善案をご提案。こうした地道な活動が、当社の信頼へとつながっているのです。さらに商材の仲立ちだけではなく、メーカー様や設計会社、加工業者、組立業者など、関わりのある人と人との仲立ちを行うことも。このように、各方面との密なコミュニケーションを大切にすることにより、成長を続けてきたのです。

お客様である工場へ訪問を重ね、現場での悩みごとやニーズなどをくみ取ったうえで最適な商品の提案を行う『営業部』。2000社近くものお客様や仕入先管理のほか、情報の共有や販売促進商品の取りまとめなど、営業部のサポートを行う『営業推進部』。そして、商社ならではの「繋がり」を最大限に生かし、特注品の要望や廃盤となった機械の修繕依頼も対応できる『技術部』。私たち植松商会の事業は、上記の3つの部門により構成されています。各部署が専門性や持ち味を発揮しつつ、互いに連携し合うことにより、お客様から寄せられるさまざまなニーズに迅速かつ的確に対応。こうした細かなところに手が届く体制も、当社の強みとなっています。

当社が約70年間にわたり着実に成長を続けることができた要因の一つとして、既存の機械工具の提案や販売などのビジネスに加え、同業他社にはない、ニッチな需要を事業化している点が挙げられるでしょう。生産工場と繋がっている事を生かし、特注品や修繕依頼へ対応しています。機械の修繕については小さな歯車一つから製造が可能な熟練技師の工場と提携し、全体の70％を修繕するなどのフレキシブルな修繕の提案も実現。メーカーでは対応が難しい機器の修繕を可能にしています。これも、さまざまな取引先とのコミュニケーションを大切にしてきたからこそ。今後とも本当に必要とされるサービスの提供に日々、挑戦していきます。