業種 |
精密機器
金属製品/機械/半導体・電子部品・その他/医療機器 |
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本社 |
新潟
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ステンレス、アルミ、チタンなどを材料として、半導体・食品・医療機器・自動車部品など製造装置の部品をフルオーダーで製造。他がしり込みするほどの複雑で精緻な形状にも対応できること、切断から溶接、組立までを自社で一貫製造できることにより、様々な自動装置製造メーカーから信頼していただき、着実に実績を積み上げてきました。「巧みな技でモノ創り」がモットーです。
ワタナベに寄せられるオーダーは一品もので、ひとつとして同じものはありません。毎回が新たな挑戦です。展開図から部品を作って行く過程では、機械化されているのはほんの一部。ほとんどは技術者の手によるモノづくりです。求められる技術は多岐に渡りますが、完成したときの達成感はひときわ。入社3年目くらいには、製作図を見て自分でプロセスを組み立て、製造することができるようになり、モノづくりのおもしろさ、奥深さを実感できるはずです。重要なのは、製作図を指示通りに形にするだけでなく、その部品がどのような装置に組み込まれ、どう動くのかを把握し、それを汲み取って製造すること。技術者にはセンスや想像力も必要なのです。
精緻な加工を得意とする工場長と、スピーディに大物製品を仕上げる製造部長。このふたりがワタナベのモノづくりを牽引し、若手社員の育成を担っています。研修は座学ではなく、現場主義。入社後3カ月は、図面の読み取り方から始め、各工程を回りながら、実践の中で技術を身につけていきます。当社には文系出身の技術者も多く、理解できるまで、上司や先輩が指導するので心配はいりません。技術だけでなく、モノづくりに対しての姿勢や考え方なども学ぶことができるでしょう。研修の集大成として、新入社員は金属製の貯金箱を自ら設計して製造します。その後、個人の特性を見て、希望を聞きながら、製品や工程を任せていきます。
3ミリ以下のステンレス薄板加工を主軸に、時代の先端を行く設備の導入、製造環境の整備・拡大を行いながら、高品質な精密板金製品を作ってきました。複雑な形状に対応するため培った技術力とノウハウ、自社工場での一貫製造体制が評価され、幅広い業界から部品製造のオーダーをいただきます。その中には、難易度の高いものも少なくありません。そういう時こそ、ワタナベの実力の見せ所。アプローチを変え、技術を組み合わせ、「こうすればできる」という選択肢を提示して要望を実現。こうした姿勢や実績が口コミで伝わることで新たな顧客獲得にもつながっています。将来的には、自社製品の開発も視野に入れ、技術部門の強化を加速させています。
事業内容 | 精密板金加工、機械加工、装置組立 |
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設立 | 1990年6月25日 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 63名(2017年1月現在) |
売上高 | 8億2000万円(2014年3月期)
9億5300万円(2015年3月期) 10億1000万円(2016年3月期) 15億1800万円(2017年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 松井宏伊 |
事業所 | 本社工場/新潟県燕市 |
沿革 | 1990年 渡辺製作所設立
1991年 有限会社ワタナベに法人化 1995年 レーザー加工機導入 2000年 JIS溶接専門級を社員に取得 2001年 YAGレーザー(ロボット)を新潟県内で先駆けて導入 2002年 燕市に自社工場建設 2003年 ISO9001認証取得、機械加工部門を新設 2005年 組立部門を新設 2007年 ステンレス加工専用工場完成 2008年 ファイバーレーザー導入 2013年 設備増強対応の第二工場完成、レーザー・パンチ複合機導入 2016年 本社事務所増設 |
展示会出展実績 | ◆2012年
ファインテックジャパン(液晶・有機EL・センサ技術展)、FOOMA JAPAN(国際食品工業展) インターフェックスジャパン(医薬・化粧品 製造技術展)、TOKYO PACK(東京国際包装展) POWTEX TOKYO(国際粉体工業展東京) ◆2013年 ファインテックジャパン(液晶・有機EL・センサ技術展)、インターフェックスジャパン(医薬・化粧品製造技術展)、POWTEX OSAKA(粉体工業展) ◆2014年 インターフェックスジャパン(医薬・化粧品 製造技術展)、POWTEX TOKYO(国際粉体工業展東京)、メッセナゴヤ(日本最大級 異業種交流展示会) ◆2015年 難加工技術展、メッセナゴヤ(日本最大級 異業種交流展示会) ◆2016年 インターフェックスジャパン(医薬・化粧品 製造技術展)、POWTEX TOKYO(国際粉体工業展東京) ◆2017年 JAPAN PACK(日本国際包装機械展)、モノづくりマッチングJapan(モノづくり要素技術展) |