鉄筋コンクリート用棒鋼を製造・販売しているメーカーです。
市中で発生した鉄スクラップを電気炉で溶かし、新たな製品へ再生する環境に優しい鉄のリサイクル事業を行っています。
前身の「東海鋼業」創立以来、100年に亘る製造ノウハウを活かした鉄づくりを通じて社会に貢献しています。
当社が製造している鉄筋コンクリート用棒鋼は、高層ビルや高速道路の橋げた等の建築物,構造物の基礎に使用され、九州地区で高いシェアを誇っています。製鋼圧延一貫体制による質の高い鋼から造られるこれらの製品は、異形棒鋼「T-BAR」、T-BARを素材に開発された斜面安定、軟弱岩盤などの支保材「ロックボルト」、異形棒鋼に溶接フープ加工を施した「トーカイフープ」等、多岐にわたります。いずれも厳しい品質管理の下で造られ、お客様からも高い評価をいただいています。スクラップ購入から溶解精錬、そして圧延にいたるまで当社工場で一貫して行っているからこそ実現できた高品質なモノづくりは、当社に息づく伝統でもあります。
当社では、すべての事業活動において環境マネジメントシステムを確立し、環境活動を積極的に推進しています。当社が製造している鉄筋コンクリート用棒鋼は鉄くずを原材料としており、鉄資源のリサイクルにより社会に貢献しています。また、作業工程より発生する粉塵、煙などは専用の設備で吸引除去し、工場施設外に粉塵などを含む汚れた空気を排出しないよう工夫を凝らしています。あわせて、ISO14001の認証取得により、製造プロセス全体で環境への影響を最小限に抑える仕組みを確立させることを実現。お客様や社会から信頼される環境にやさしい企業を目指しています。
企業の存続・発展には人材育成が最優先との位置づけのもと、当社では、何事も果敢にトライする行動力を養なわせながら、自立・前進型の社員育成を行っています。将来のトーカイを担う人材に育っていただけるよう、全力でバックアップします。
事業内容 | 鉄筋コンクリート用棒鋼の製造・販売
及びその加工品の製造・販売 |
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設立 | 平成12年4月1日 |
資本金 | 4.5億円 |
従業員数 | 163名(平成30年2月28日現在) |
売上高 | 99億円(2017年3月期) |
代表者 | 代表取締役社長 足立 仁 |
事業所 | 本社/北九州市若松区大字安瀬1番地 |
沿革 | 1916年(大正5年) 八幡製鉄所で製造された鋼塊および鋼片の供給を受けて鋼板・条鋼および軽軌条を製造・販売することを目的とし、東海鋼業株式会社を設立
2000年(平成12年) 東海鋼業株式会社から小棒事業を継承し、株式会社トーカイを新たに発足 2016年(平成28年) 合同製鐵株式会社の100%子会社となる |