岩手県警察本部

警察に求められることは、数多く多岐にわたります。犯人を逮捕すること。犯罪を未然に防ぐこと。暮らしの中の不安に耳を傾け、悲しみや苦しさに寄り添うこと。私たちの仕事の先には、たくさんの人の笑顔が待っています。信頼にこたえ、思いに寄り添う「正義の味方」。あなたもその一人になって、愛する郷土、岩手を一緒に守りましょう。

採用されれば、まず警察学校（2013年11月竣工）への入校が待っています。そこで、初任科教養期間として６ヵ月（警察官Ａ）又は10ヵ月（警察官Ｂ）の期間、仲間との共同生活や様々な授業・訓練を通して、必要な知識・技術や精神力を育みます。ここで過ごす間は学生とはいえ「岩手県巡査」という身分であり、訓練や団体生活全てが職務の一環となります。知識・技能の習得はもとより、同じ志を持った同期生との絆を培う場でもあります。

警察学校卒業後は、各警察署の交番などに配属され、地域警察官として働きながら実務を学んでいきます。その後、警察学校への再入校（初任補修科）～再び職場での実戦実習といった教養期間を経て一人前の警察官になるのです。全ての実習が終了した後は、日々、複雑・多様化する犯罪から県民を守る生活安全警察、凶悪犯罪に真っ向から立ち向かう刑事警察、悲惨な交通事故から大切な命を守る交通警察、チームワークを武器に、災害やテロから命と暮らしを守る警備警察など、希望や能力、適性に応じて、さまざまな分野への道が開かれていきます。