八千代電設工業株式会社

当社の創業は戦後間もない1946年。戦災により荒廃した鉄道設備の復旧工事が私たちの仕事でした。「鉄道関係の仕事は、経験がない者には難しい」とされる中、当社に声がかかったのは、創業者の梶本が国鉄の出身であり、周囲から信頼を得ていたことが大きく影響しています。その信頼に社員が一丸となって応え続け、その後も新幹線の建設をはじめ数々の交通プロジェクトに参加。日本の交通システムの発展を支えました。さらに事業範囲はオフィスや工場、医療施設や商業施設の電気設備関連まで拡大。現在は、世の中のニーズに合わせて「省エネ」や「IoT」に関連した環境・情報通信分野にも力を入れるなど、電気の未来を見据えた事業を進めています。

私たちの仕事は、お客様との信頼関係によってモノを創り上げていくこと。最先端の技術を駆使し、多様化するニーズに対応していく必要があります。そのため、研修制度を整えています。新入社員研修からはじまり、その後も階層別での研修。また、その他にも業務改善成果発表会や新技術研修、知識を習得するための講習など、技術系、事務系それぞれのプロフェッショナルな人材の育成に力を入れています。また、技術職で入社される方には、新入社員集合研修終了後、約１年間施工部門、設計部門でOJTを行います。このような手厚い研修があるからこそ、安心して長く働くことができるのです。

当社の社是は『誠実』です。創業以来大切にしており、「八千代電設工業らしさとは？」と聞かれた時に一番に思い浮かぶ言葉でもあります。例えばある技術者が、「そこまでしなくても誰も文句を言わないだろうが、ここまでした方がお客さんは助かるだろう」と思い取り組んでいることが、たとえ利益に繋がらなくても、とがめることはありません。他にも、「最先端の車両を導入すれば、現場で働く人たちの安全がより守られる」と現場が声をあげれば、その車両が数千万円するものであっても、すぐにキャッシュで購入したなんていう例もあります。『お客さまにも、社員にも誠実に』の考えに沿っている限り意見が通りやすく、自由度の高い会社です。