野川商事株式会社

当グループの始まりは、1884年にまでさかのぼります。創業者・野川元治が、現在の山形県天童市で大豆商を開始しました。その後、兄弟がそれぞれ分家し、肥料雑穀・製粉・家電・石油・食料品・自転車・オートバイといった商品を取り扱い、営業活動を展開していったのです。そして、1962年に5社が総合商社を目指して合併し、野川商事株式会社が誕生しました。それからさまざまな事業が生まれ、取り扱い業種を特化させて、より地域に密着した営業展開およびお客様へのよりよいサービスを提供していくために、分社経営を行うようになったのです。現在ではグループ全7社となり、山形県をはじめ宮城県・東京都にも事業所を構えるまでに成長しました。

一般食料品・農産物・農業関連商品などを豊富に取り揃え、「山形県の食を支える」という使命を持って事業を展開してきた当グループ。もともと卸売業を主体としていた中で、時代の流れとともに少しずつ小売業にも事業内容をシフトしていきました。例えば、金土日のみ営業している小売店舗「週末びっくり市」は、山形県・宮城県の各地域で人気を博しています。そのほか、事業所・幼稚園・保育園・学校・福祉施設に向けた給食事業や、仕出し料理事業・社員食堂事業なども展開中です。こうした食に関する事業だけでなく、現在ではLPガスや燃料油などのエネルギー分野の商品・サービスも取り扱っていて、幅広く地域の繁栄に貢献しています。

当グループの先輩たちは、さまざまな分野で活躍しています。例えば、野川ファームで働く社員は、既存顧客に飼料など自社商品の提案を行い、地域の方々の生活をより豊かにするお手伝いをしているのです。また、天童給食センターでは、栄養士が多数活躍していて、幼稚園・保育園・学校・福祉施設などへ美味しい給食を届けています。そのほか、野川食肉食品センターで働く社員は、「週末びっくり市」の店舗運営を手がけていて、「人と接することが好き」という想いを活かしながら仕事に励んでいるのです。いずれのポジションでも、「自分にとっての働く意味＝信念」をしっかり持っている社員が仕事にやりがいを見出し、成長を遂げています。