京阪空調工業株式会社

「育てる文化」は社員同士の距離を近づけます。だから、みんな本当に仲が良い。ここ3年で採用した新人9名もあっという間に馴染んで、一人も欠けずに頑張ってくれています。もちろん、社長や役員との距離感も近く、社員と誘い合ってバスケやテニスをしたり、マラソン大会に出たりするほどです。また、社内イベントも積極的に開催しています。中心になるのは38年前から続く社員の会「銅友会」。毎月1000円の積立金をしながら、毎年2名ずつ交代でまとめ役を務め、結婚や出産のお祝い金、入院のお見舞金、くじ引き大会や勇退者の送別会、新人の歓迎会なども行っています。お互いを思い合う風土や仕組みが、居心地の良い環境をかたちづくっています。

「仕事は教わるな、見て盗め」。そんな職人が業界にあふれていた創業時から、「惜しみなく技術を教え、職人ではなく技術者の集う会社にしよう！」と、手厚い指導で人を育ててきました。人に伝えるから、自らの技術も知識も向上する。伝えられてこそ、本物。育成できてこそ、プロフェッショナル。みんなそんな風に育ってきたから、勤続40年の大ベテランでも「見て盗め！」なんて言いません。学ぶ苦労も、伝える難しさも知っているから、とにかくコミュニケーションを重視して、定期的に社内勉強会も開催。外部講習会にもみんなで積極的に参加しています。こうして50年、「伝えてきた技術」と「育てる文化」こそ宝物。次の50年を創る原動力です。

「人と人とのつながりを、 未来を灯すエネルギーに」を理念にかかげており、京都本社で創業50年を迎え、次の50年に向け、すでにエネルギーや環境に関する事業にも乗り出しました。それでもやはり、私たちの強みはオフィス設備のトータルコーディネートを一気通貫して行っていることです。昨年には新事業に取り組むNM課（ニューミッション課）を設立。20代～40代の4名の社員と営業部長、そして社長が集い、当社の未来について話し合っています。SNSでの販促活動もスタートさせ、今は自社ECサイトや新商品開発のアイデアを練っているところ。強みを活かし、変わり続ける当社を、人任せではなく一緒に創ってくれる方をお待ちしています。